「エンターテインメントという薬」という本が凄すぎて勝手に広告漫画描いちゃったのね。
ゲームは生きるために必要か?
それは1通のメールから始まった。
あと3週間で目が見えなくなる。
生まれながらに目のガンである病気と闘いながら医師からあと3週間で眼球を摘出しなければいけないと通告された一人の少年。
そんな3週間をあなたはどうやって過ごすだろうか?
綺麗な自然を見る?
美味しいものを食べる?
大好きな友達と楽しい時間を過ごす?
家族との時間を大切にする?
きっと僕なら「なんで自分がこんなひどい目に合わないといけないんだ!!!」と何かをして遊びたい気持ちになんてならずにお酒を飲んで嫌な気分から逃げ出しているだろう…
そんな中彼が最後にしたかった事はサイバーコネクトツーから当時発売される予定の「.hack」の最新版ゲームをプレイする事。
しかし、ソフトが発売するのはあと9日後…。
ゲームとは娯楽であり、生きるために必要なものでは無いはず。本当に自分たちがやっている事は正しいのだろうか?と悩み葛藤していた開発スタッフに勇気を与えた、全てのエンタメ業界で働く人に感動を与える実話のストーリーがここにありました。
ゲームなんて所詮ゲーム?
ゲームは時間の無駄?
ゲームをやっても何にも残らない?
ゲームはあってもなくても世の中が変わるわけじゃない?
そんな考えを180度変えてくれるのがこの漫画です!!!僕は目頭が久しぶりに熱くなりゲームを見る目が変わりました。そしてゲームを作っている全ての人にありがとうございますと思いました。
note:「エンターテインメントという薬」という本が凄すぎて勝手に広告漫画描いちゃったのね。
この漫画を見てもっと詳しく読んでみたくなり2017年に発売された「エンターテインメントという薬」という本をすぐにkindleで購入し2時間で一気に読み終わりました。ゲームがある事で救われる人がいる事。目のガンの病気の事。目が見えない夫婦が子育てをする大変さ。そして目が見えないと他の感性が鋭くなっていく人間の凄さを学びました。今現在毎日遅くまで働きゲームを作って大変だと思っている人はレッドブルを飲むよりやる気をもらえると思うので是非一読してみてください。
エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの
内容抜粋
本書は、2006年12月、プレイステーション2用ソフト『.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで』発売直前に松山氏に入った1本の電話をきっかけに、ひとりの少年に出会うところから始まります。
その電話は、目の病気のため眼球摘出手術を受ける少年が、『.hack//G.U. Vol.2 君想フ声』の続きを遊びたい、と望んでいることを告げるものでした。ソフト発売は、手術の9日後。このままでは間に合わない――! そこで、視力を失う少年のもとへ直接ROMを届けに行くという、異例の対応を行った松山氏。10年前当時のことを振り返るとともに、この対応の裏で多くの関係者が動いてくれたことや少年の半生などをこまかに取材し、執筆しました。
ゲーム、エンターテインメントにできることって何だろう? 松山氏とその少年との出会いが、当時の開発スタッフに勇気と希望を与えるものであったこと、そして、エンターテインメントに関わるすべての人々へ伝えたい想いを込めた1冊です。