Blender3.4が公開され新しく追加されたGrease Pencil、マスキング機能、UVツール機能などをまとめてみました。
Story Pencil Addon
Grease Pencilをビデオシーケンスディターで調整出来るので絵コンテを作るのがより調整しやすくなります。
Grease Pencilの機能強化
グリースペンシルの機能が向上して隙間があるモデルでも自動的に綺麗に塗が出来るようになり、カメラビューからアウトラインモディファイアを追加して線画を追加出来るようになりました。
PATH GUIDING
今までよりシーンのノイズを軽減したり、単純な水面などのコースティクスを含むシーンのレンダリングに役立つようになりました。
AUTO MASKING
AUTO MASKINGのCavityにチェックを入れる事でくぼみやエッジ部分のマスクを自動的に取れるようになりました。マスクはボカシを使用したり反転してスカルプトに使用する事が可能になりました。
UV機能の改善点
新しいジオメトリ ベースのリラックス ブラシを使用すると、UVを3Dジオメトリにより厳密に追従させることで、UV マッピングの品質を向上させることができます。また、グリッドの数を変更したりピクセルの間隔を変更したりする事も出来ます。
その他に、UV を回転させて、3Dビューポートのジオメトリの向きに従うか、選択したエッジに揃えるか、最適な向きを自動的に変更してくれたり、選択したUVアイランドをのスケール、回転またはオフセットにランダム値を設定する事も可能です。
Viewr Node
Viewerノードを使用するとスプレッドシート エディタと3Dビューポートでジオメトリ ノード グループ内からデータを表示できます。
SAMPLE UV SURFACE
UV 座標に基づいてアトリビュート値を取得する新しいノード。UV座標を見ながらモデルを配置したりするのに役立ちます。鱗などのパーツを配置するのによさそうです。
その他にも様々なノードや改善点があるので詳しく知りたい人は公式サイトのページを参考にしてみてください。