アンリアルエンジン

State of Unreal GDC2023 Fortniteをリアルタイム編集出来るUnreal Editor for FortniteやMeta Human Animatorなどが発表されました まとめ

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State of Unreal GDC2023

2023年3月22日~24日にGDC2023でEPIC GAMESが発表した動画が公開されました。Fortniteのゲームシーンをリアルタイムに自由に作成出来るUnreal Editor for Fortniteや、Unreal Engine5.2でプロシージャルに大規模シーンを作成出来る機能や、Meta Humanで作ったキャラクターにiphoneで撮影した人物の顔の動きを取り入れるMeta Human Animatorなどが発表されました。

同時日本語解説している分かりやすい動画はこちらからどうぞ

UnrealEngine5.2

UnrealEngine5.2では大きく新機能として、SubstrateにProcedural Conten Generationの機能説明がされましたが、そのほかにもLumen使用時の影の表示方法などバージョンアップしている事が分かるロードマップが公開されています。

Substrate Photoshopでレイヤーを重ねるように簡単に重ねて複雑なマテリアルを表現可能なノードです。

Procedural Conten Generation(PCG) アーティストが作ったモデルをベースにプロシージャルに自動的に変化するシーンを作成可能。パラメーターを変更する事で瞬時に変更可能で、デモ動画では200mx200mの素材から4kmの広大なシーンを作成しています。

Meta Human Animator


Meta Human Animatorはiphoneやカメラで撮影した人物の動画を読み込む事で1ボタンで目や眉毛に口がマーキングされるので事前に用意したキャラクターに適用する事で瞬きなどの表情の変化を含めて表情の動きを作る事が可能になり、作ったモーションは他のキャラクターに適用する事が出来ます。フォトリアルなキャラクター以外にもアニメ調キャラクターなどモデルを用意したら使用する事が可能です。詳しくMeta Humanに付いて知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。こちらは数ヶ月以内にリリース予定となっています。

以下の動画は実際にMeta Human Animatorを使って作られた動画です。

FAB

FABはArtstationMarketplace、Quixel Megascans、sketchfab、UnrealEngineMarketplaceが1つにまとめらたサービスです。

素材はUnralEngine以外でも使用可能で、今年の後半にリリース予定。システム的にはsketchfabの機能が使われているのでモデルはプレビュー等をする事が可能で、購入素材はドラッグアンドドロップで簡単に配置可能。kitbush3Dなどハイクオリティなアセットも販売される予定で販売クリエイターには売り上げの88%が還元されます。Unreal Editor for Fortniteでfabのアルファ版を一足先に試す事が出来ます。

UNREAL EDITOR FOR FORTNITE(UEFN)

UEFNはパソコンを使ってUnrealEngineと似たUIと機能を使って、地形を変形したり川を作成したり、キャラクターにアニメーション作成をしたり、FABを通して購入したモデルを配置して自分だけの島を作成して直ぐに遊んだり、データを世界中に公開したりと、今までのFORTNITEと違う世界観のシーンを作りカスタマイズして遊ぶ事が出来るツールです。

配置したモデルは直ぐにリアルタイムでFORTNITEで表示して確認しながら作業する事が出来ます。

Eonomy2.0

Fortniteは年間数十億ドルの資金が入りますが、オリジナルでユーザーが作った島をFortnite Creator Portalに公開すると、島で遊ぶ人はアイテムショップで課金する人が多い傾向にあるので40%の売り上げをクリエイターに分け合ってくれるシステムが開発されました。島の人気や新しいプレイヤーが増えるとそれらを計算して分配されるお金が変動します。過去に島を作ってた人は昔にさかのぼって支払いが行われる予定となっています。

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