現在アマゾンランキングの3Dグラフィックス書籍の売り上げランキング1位になっている書籍「
」をM designさんよりご献本して頂いたので中身を読ませて頂きました。内容としては、Blenderを触ってみたいけど、何から始めたらいいのか分からない人が、書籍の表紙に描かれている可愛らしいミニチュアのお部屋を1つ1つ作って完成まで目指す内容です。
「いきなりこんなに沢山のモデルを作るのは難しいかも」と思いますが、書籍では1つ1つの作るモデル毎に解説されるので分かりやすいように工夫されています。
簡単なコーヒーカップや、アイスキャンディ、目玉焼き、椅子と1つずつ作りながら、徐々に新しい事を覚えて、少し複雑なお花と花瓶、レトロゼリー、クマさん、コンロと続き、最終的に部屋の壁や地面を作って、カメラの設定をして可愛らしい1枚の3Dイラスト画像を作れるようになる内容となっています。
また、本の内容で行き詰まらないように、スマホで読み込めるQRコードが付属しているので動画を見ながら学ぶ事も可能となっています。
初級編では以下の色の付いてるモデルを作成していきます。
初めて作るのはフライパンと目玉焼きです。もちろん形を作るだけではなく色やテカテカした質感の作り方も学べます。
花と花瓶です。花びらは先ほどまでより多くのパーツを使っているので少し難しくみえますが、360度に花びらを配置する方法を学びながら作る事が出来ます。
可愛らしいレトロゼリーでは複数のモデルの質感の違いも学べます。
いよいよメインのクマさんキャラクターを作ります。少しずつ操作方法を学んできたおかげで、そこまで難しく感じずにキャラクターを作れるはずです。
最後はクマさんの地面や床と部屋を作って、カメラとライトの設定をして可愛らしいミニチュアシーンの完成です。
完成画像だけ見ると、作るのが大変そうに見えますが、作るモデルが項目ごとに分かれていて、最初のモデルはそこまで時間もかからないので「今日は1つのモデルを作る!」と目標を決めて作っていく事が出来ます。
また、単にコーヒーカップや椅子を作って終わりだと、絵的にも寂しくて達成感が少ないですが、複数のモデルを作り最終的には可愛らしい作品が出来上がると、より達成感を感じれるので、Blenderを使ってまた別の作品を作ってみようというモチベーションにも繋がる書籍となっています。
今までBlenderを覚えようと思っては挫折してきた人は挑戦してみてはどうでしょうか。