モデリング

Editing Buildings Asset Pack 50種類の建物に162種類のアセットに4種類のローポリ都市モデルが入って9.74ドルと激安都市データの中身を確認してみました。

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Editing Buildings Asset Pack

162種類のアセットに50種類の建物に4種類のローポリ都市モデルが入ってる建物データが12.99ドルと安いですが、さらにセール期間中は9.74ドルと激安だったので中身を確認してみました。

建物は軽くローポリモデルとして作られていて、テクスチャサイズも2000px以下程となっていて軽く手扱いやすいデータとなっていますが、中距離用としても十分使える内容となっていて、エクスポートする事で他ソフトに持っていく事も可能となっています。

大量にデータが入ってる上に値段が安いので中距離用、遠景用モデルとして建物モデルを探している人は参考にしてみてください。

Blendermarketのページから購入してダウンロードして解凍すると、以下データが入っています。データはサイズは解凍すると合計517MBです。

データの中身

・MODULAR.blend ー壁や窓などすべてのパーツがバラバラで一覧に入ってるデータ
・LOW_POLY_CITIES.blend ーローポリで作られた遠景用の建物データ
・BUILIDINGS.blend ー50種類の建物データ
THUMBSーそれぞれのモデルの画像一覧

BUILIDINGS.blendのデータの中身

BUILDINGS.blendの中には50種類の様々なビルが横一覧で入っています。

ビルはアセットブラウザから選んで配置する事も可能。


ビルはサブディビジョンを必要とせず必要最低限のポリゴン数で作られています。


入り口と思わせる1階部分もしっかり作られているので、地面に設置した場所用に使う事も出来ます。


こちらは1階にお店が入ってるビルです。


側面や後ろ面も作られているので360度角度を変えて配置する事が出来ます。

窓部分は光が反射するように設定されています。

日本にもありそうな一般的なビルの建物


こちらのビルの例だと、四角形ポリゴン数は71,492となっています。基本的に全ての建物は四角形ポリゴンで作成されているので後からの調整もしやすくなっています。


バルコニーの手すりなども最低限のポリゴン数で作られているので影が落ちて立体感があるようになっています。


1階部分も丁寧に作りこまれていますが、よく見ると壁に落書きが書かれていたりと日本ではあまりみない海外っぽい部分のテクスチャもあります。


テクスチャは2000px以下の写真テクスチャが使用されてUVが必要な場所に配置されています。


建物用のマテリアルは2つ使われていて、1つはベースカラー1枚と壁の質感を変更するテクスチャを混合してノードを組みあわせて建物用の1つのマテリアルを作成して、さらに窓用のマテリアルが別に使用されています。

ノードが間に使われているので他のソフトで使用する多少調整が多少必要になります。

別の形の商業施設にありそうなビル。

海外的な他のビルの参考画像


平面的にならないように、窓部分などにはパーツが影を落として立体感があるように綺麗に作られています。

別の建物画像


建物はある程度のクローズアップでも使える作りとなっていますが、クローズアップしすぎると部分的にテクスチャ解像度が足りない?と思う部分もあったりします。中距離、遠景用として使う事を考えておいた方がよさそうです。

50種類中、2種類だけ汚れているテクスチャの建物も付属しています。


ビルの屋上にはダクトやエアコンなどが設置されています。

建物モデルは軽いので扱いやすく、見た感じ、基本的にどの建物も良い感じに作られているのが分かります。

MODULAR.blendデータの中身

MODULAR.blendのデータには横に一覧で窓や屋根に柱など全てのパーツが横に一覧で162種類入っています。このパーツを組みわせて先ほどの50種類のビルは作られています。


カテゴリに分かりやすく、横一列にこんな感じでずらっと入っています。


それぞれのモデルは細かすぎずにサブディビジョンを必要としないモデルとして作成されていて、ポリゴンの分割は以下のようになっています。


テクスチャは2000px未満の写真を使用していますが、このぐらいのクローズアップでも良い感じに表示されています。


壁のUVは水平垂直に綺麗に展開されています。


テクスチャはベース画像に壁の質感に汚れが少しある画像を混ぜて、ベースカラー、粗さ、ノーマルにテクスチャが繋がっています。


窓部分は反射して汚れが表現されているガラス用シェーダーが設定されています。

他の窓モデルも良い感じに表示されています。


こちらも良い感じの汚れ具合です。

建物の窓は近代的な綺麗な物から汚れた壁まで様々な種類が用意されていて、それぞれのパーツを繋げる事で1つの建物を自由に作る事が可能です。


汚れた建物の窓。


お店の入り口に使える素材もあります。


テクスチャはノーマルも使用されているので部分的にコンクリートの凹凸感が出ているのも分かります。


ただし、テクスチャは写真ベースで、正面から見えている部分から張り付けているだけなので、横から見えている面などは伸びていたりする箇所もあるので部分的に調整が必要かなと思う場所はありますが、中距離用として使う分には問題なさそうです。

ガラス窓


レンガの壁


その他の壁


ダクトや換気扇に配管系のパーツ


柱素材


階段やバルコニー用の素材に店舗などに使う日差しを遮るパーツ


ビルの屋上にある設備


ビルの屋上にある設備用の建物もある程度のクローズアップでも表示可能です。


ポリゴン数も少なく作られています。


アンテナ系のパーツ


こちらもポリゴン数が少なく作られています。


エアコンの室外機

LOW_POLY_CITIS.blendデータの中身

LOW_POLY_CITIS.blendには4種類のローポリモデルの建物が複数配置された都市の一部を作成出来るデータが入っています。


最初に紹介した建物ではなく、ローポリと使用に作られた都市で、1つの建物の例だと、四角形は73ポリゴンとかなり少ないのが分かります。


建物の群衆はこんな感じで道も作られていますが、道部分は自分で道路のテクスチャを用意してあげる必要があります。遠景用として使う用の建物となっています。

    

Editing Buildings Asset Packまとめ


50種類の建物と162種類のアセットにローポリ遠景用都市4種類とボリューミーでありながら12.99ドルと値段が安くて、かなりお得アセットだと思いました。

モデルは最低限のポリゴン数なので軽くて使い勝手もよく、Blender用データですが、テクスチャとモデルを書き出す事で他ソフトで使用する事も出来ます。

かなり安いのでテクスチャの伸びが気になる一部などの調整が必要なのは仕方がないかなと思います。中距離、遠景用としてビルモデルを探している人は使用してみてはどうでしょうか。

詳しくはBlendermarketのページより確認してみてください。

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