
Substance 3D Painter Version 11.0
Substance 3D Painterの最新バージョン11.0が2025年3月11日にリリースされました。
アセットの更新が自動的に反映される機能、パスの塗りつぶしの改善、パスツールがより使いやすく細かな機能の追加、ベイキング用のゲージが自動生成される機能やスタイライズド調のテクスチャを作成出来る機能が追加されています。
自動リソース更新機能の導入

アセットパネル内の変更されたアセットを自動的に更新する機能が追加されました。これにより、プロジェクト全体でテクスチャ、マテリアル、スマートマテリアル、マスクなどが更新された場合アセットの最新状態が維持され、作業効率が向上します。
パスツールの強化
新たに「塗りつぶしパス」ツールが追加され、綺麗なパスの形状を保持したまま塗りつぶしたり、頂点の編集がやりやすくなり、オブジェクトの境界をまたいで塗りつぶしたり、対象機能を使用して複雑な模様を描いたり、パスの複製、パスのアウトラインの作成などが出来るようになりました。
また、パスを編集しているときに点線で曲線上のラインを表示したり、shiftキーを押している間は直線ラインを描いたり、Ctrlを押すと角度のスナップを使用、パスをポリゴンにスナップしてラインを描く機能も追加されています。
ベイグ時の自動ケージ生成(実験的機能)
ベイクする時に自動的にケージを生成する実験的な機能が追加され、ハイポリメッシュに最適な自動ケージメッシュを計算してくれます。
スタイライズドテクスチャ作成用の新しいフィルター

スタイライズドテクスチャを作成するための新しいフィルターStylization、画像内の色の数を減らすQuantize、Anisotropic Kuwaharaが追加されました。
Directional distance
特定の方向にピクセルを伸ばすフィルター。例えば汚れが下に垂れたような表現に使えます。
ベベルスムーズ
ベベルフィルターの新しいバージョンでより細かく調整する機能が追加されています。
テクスチャジェネレーターの追加
Screaches Generator、TIle Random、Triangle Grid、Voronoi、Voronoi Fractralが追加されています。
さらに詳しく知りたい人はSubstance 3D Painter Version 11.0のページより確認してください。