
Zbrush2018の講演で今後Zbrushに追加される機能などが紹介された動画が公開されたのでわかる範囲で記事にしてみました。subツールのフォルダや強力なUV展開ツールが追加されてよりZbrushが使いやすいソフトになっているのが分かる動画となっています!
ZBrushのカメラ機能
新たなカメラモードでは焦点距離を変えれる機能が追加されkeyshotや他のレンダラに転送する事も可能となり、ZBrushの位置データを残してkeyshotでレンダリングしたデータをphotoshopで合成する事が出来るようになります。
デモでは背景写真に合わせてパースを変えて白い台の上にオブジェクトを乗っけてみたり

モデルに専用のグリッドを表示させて背景画像とパースを合わせやすくしてくれる機能があり

レンダリングして配置する事が可能となりました。

カメラデータはkeyshotに転送可能で質感を変えたモデルを用意すれば

レンダリングしたパスを使って

フォトショップで

subtoolを移動する機能
subtool内のオブジェクトを全て選択して簡単に移動させる方法も追加されています。


subtoolにフォルダを作る機能が追加
subtoolの縦に表示出来る数を調整出来るようになり、

subtool内にフォルダを作って整理する事が可能となりました。

また、フォルダはコピーする事も可能でブーリアン機能も追加されていますが、使い方は動画からはイマイチわかりませんでした。

PEEL UV
MAYAのUV展開プラグインツールのZebruvUVの様にエッジを選択して展開すると綺麗にUVが開いてくれる機能が追加されます。

intersection masker
重なったモデルを用意してプラグインを起動すると

KITCO Metal Quotes
選んだsubtotalの大さを計算してkit.comメタル価格に基づいて金、銀、プラチナ、パラジウムで作るのにいくらかかるのか算出してくれるプラグイン。

ZCOLOR
カラーパレットを設定できるプラグイン。インポート、エキスポート機能が用意されているので他の人と共有も可能。

ちなみにintersection masker、KITCO Metal Quotes、ZCOLORはpixologicのZbrush pluginsからダウンロードする事ができます。

どんどん強力なモデリングソフトになっていくZbrushがますます楽しみになっていきます!