今回はドスパラさんよりゲーミングノートパソコンGALLERIA UL7C-AA3をお借りしたので実機レビューしました。CPUにはCore i7-12700Hが搭載されていますが、グラフィックカードにはインテルのArc A550Mが搭載されています。
使った感想から言うと10万円台の値段なのにCG操作からゲームまで幅広く使う事ができました。もちろんゲームはデスクトップパソコンの高画質設定までとはいきませんが、Blenderを少しずつ勉強したり、絵を描いたり、ゲームをプレイしたり、動画を見たり趣味用ノートパソコンとして高すぎずに手が届き安い価格帯と性能となっていました。
10万円台でノートパソコンを探していた人は是非参考にしてみてください。
今回お借りしたGALLERIA UL7C-AA3の性能スペック
機種名 | GALLERIA UL7C-AA3 |
モニターサイズ | 15.6インチ リフレッシュレート144Hz |
CPU | Core i7-12700H |
グラフィックス | インテル Arc A550M + インテル Iris Xe |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
重さ | 2.0kg |
値段 | 107,980円~ (詳しくは販売サイトを確認) |
GALLERIA UL7C-AA3のセット内容
本体と180WのACアダプターが付属。パソコン内蔵のリチウムイオンバッテリーは6.3時間連続動作してくれるので外出中にもバッテリー無しで使用する事が出来ます。カフェでCG作業するのにも使えます。
本体外周エッジ部分にダイヤモンドカット加工にブルーのアルマイト処理がされているので、シンプルな中にもワンポイントでお洒落なデザインとなっています。
PCとアダプターの重さ
本体の重さは公式サイト記載通りで2k以内に収まっていますが、手に持っても重さをそこまで感じない苦にならない重さとなっています。買ったはいいけど結局重いから持ち歩かないゲーミングPCは過去の話です。
バッテリーはコード込みで597gとなっています。本体と合わせると2.6kg程です。
画面の見え方 視野角 モニターの色
モニターは15.6インチの薄型ベゼルなので画面が目一杯広がり没入感が高いのが特徴です。144HzのリフレッシュレートなのでFPSゲームなどでも敵を探しやすく視認性が良いのが特徴で、画面の発色も良くゲーム中も綺麗に映像が表示されてました。
また、画面は非光沢で液晶画面前に人がいてもあまり映り込まない作りとなっているのでゲーム中でも、他の作業中にも集中する事が出来ます。
画面はこの角度まで開くことが出来ます。
キーボード タッチの感触
キーボードは最新の光学式スイッチが採用されメカニカル式と同じような押し心地とキーを押したときの負荷にも耐える耐久性が備わっています。
キーの高さは薄くて押し心地もパチパチうるさすぎずに、静かなカフェでも周りを気にせず使用出来ます。RGB LEDによって自由にライトの色を調整する事も出来ます。
タッチパッド部分もスルスル動いてくれて動作は問題ありませんでした。タッチパッドは左上を2回タップしてオフにする事でタイピング中に間違って誤作動させる事を防ぐ事が出来ます。
正面・後ろ・サイド面の端子
パソコン正面
パソコン背面
パソコン右面
左からThunderbolt、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI2.1、電源が備わっています。
パソコン左面
左からセキュリティスロット、優先LANポート、USB3.2Gen1 TYpe-A、USB3.2Gen1 TYpe-A、マイク入力、ヘッドホン出力共有端子が備わっています。
LANケーブルを繋げれるので遅延が気になるFPSゲームも問題なくプレイ可能で、重たいデータも快適にダウンロードする事が出来ます。
パソコンの動作音
パソコンの動作音はネットサーフィンやYOUTUBE視聴中には32db~前後で静かですが、FF15のベンチマークを起動するとファンの音が60db前後になって、それなりにうるさくなる事がありました。ノートパソコンは負荷のある事をすると大体うるさくなるので許容範囲と言った所です。
CPU性能
CPUには第12世代のインテル14コア20スレッドのCore i7-12700Hが搭載されています。Blenderを使ったCPUレンダリングでは早く処理をしてくれて、Photoshopのフィルター処理も素早く終えてくれました。Core i7-12700Hは今現在ノートパソコン用CPUでは上位パーツとなっています。
3DMARKでベンチマークを測ってみるとMax threadsが7306という結果でした。
グラフィックカードの性能
グラフィックカードにはインテル Arc A550M + インテル Iris Xeが搭載されています。
3DMARKでベンチマークを測ってみるとグラフィックカードのスコアは5470ポイントと出ていますが、過去に使用したRTX3050と同じぐらいの性能となっています。
オンラインで結果が見れる比較表ではオフィスパソコンより性能が良いですがゲーミングラップトップよりも多少性能が劣っている結果となっています。ただし数値的にはほぼ同じなので、ゲーミングラップトップに分類する性能と言って問題ないと思います。
blenderのレンダリング速度
blenderを使いサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみたら、CPUレンダリングは3分14秒台で、GPUレンダリングでは56秒です。10万円台で購入出来るノートパソコンにしてはArc A550Mの性能の良さが際立っているのが確認出来ました。
blenderを使ったレンダリング速度 | ||
CPUレンダリング/03:14:20秒 | ||
GPUレンダリング/00:56:01秒 | ||
サブスタンス ペインターも動作確認済み
テクスチャ作成ソフトのサブスタンスペインターもパーティクルで動作するペイントなど快適に問題なく動作しました。
CINEBENCH R23のベンチマーク数値
CPUのシングルスコアは1773ptsでマルチスコアは11610ptsとなっています。
フォトショップの処理能力
フォトショップCCを使って6000x4000pxの写真にフィルターのぼかし放射状を最高画質で適用すると約7:40秒と早く処理が終わりました。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。
ゲームのベンチマーク結果
軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質にすると、スコアが8361で評価は「とても快適」です。
ドラゴンクエストⅩ | 8361 |
フォートナイトをプレイすると53FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。
フォートナイト | 56FPS〜 |
APEXを高画質設定でプレイすると常時81FPS前後を表示してくれて快適に問題なくプレイ出来ました。
APEX | 136FPS〜 |
GTA5のグラフィックをすべて最高設定にしてベンチマークを測ると常時FPS数値が90前後で快適に表示されました。
GTA5 | 90FPS〜 |
サイバーパンク2077のベンチマーク速度を測ってみるとテクスチャの解像度は高でDSLL、レイトレーシングなどは無しだと平均45.49FPSとなりました。FPS数値は60ぐらいあると快適に動作してくれるのでもう少し画質を下げる事でより快適に動作させる事が出来ます。
サイバーパンク2077 | 45.49FPS |
GALLERIA UL7C-AA3の総評
公式サイト GALLERIA UL7C-AA3
10万円台なのに画質を下げる事でハイエンドゲームもプレイ出来るパソコンを求めている人には買いの1台!
物価高で様々な物が値上がりしていますが、RTX3050同等数値をだしてくれるArc A550Mが搭載されているおかげでグッと値段が下がってくれているのにCGソフトの使用からゲームプレイまで問題なく動作してくれてました。これだけ使えて10万円台のこの価格はかなりお買い得だと思います。
薄型で軽くて持ち運びも便利でカフェなどで普段使いに使ってもゲーミングPCとは分からないデザインなのも良かったです。
10万円という予算内である程度ゲームやBlender等のCGソフトを学んでみたいからノートパソコンを探している人には丁度いい値段とスペックになっているので購入候補に入れてみてはどうでしょうか。
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【PC購入】ドスパラのPCを48回払いでネット通販で注文する手順を1から詳しく書きました
ドスパラPCは最短、明後日届きます!
ドスパラPCは神奈川県で製造されていて、配送には「ヤマト運輸」を採用しているので「翌日出荷」と記載されているパソコンは明後日到着します。また金曜日に注文したとしても、土曜日に発送して日曜日に到着します!配送がとにかく早くて実際に2019年、2023年に注文したら直ぐに到着しました。
ドスパラPCは過去に2度購入しています。
ドスパラPCは2019年と2023年と2度実費購入していますが、初期不良もなく全く問題なく使用できているのでオススメ出来るBTOメーカーです!(記事にはしていませんがその昔にも購入経験があり合計3回です)2019年には分割払いで購入した時の購入方法も記載しているので参考にしてみてください。