2023年12月11日に国産業の国際競争力の強化を図るために実施された、AI時代の知的財産権検討会で妖怪ウォッチやイナズマイレブンで有名なレベルファイブが実務でAIを使用してどのように業務を効率的に図っているのか発表した資料が公開されています。
ゲームタイトル画面のレイアウト案出しでは、stable Diffusionでレイアウト案を生成してイラストを元に映像を作成してゲームタイトル画面に使用。
3Dティストの案出しでは、キャラクターの学習素材を用意してそれをベースにStable Diffusionで様々なパターンや材料やプロンプトを指定して雰囲気や質感などのイメージ案画像を生成。
3Dマップのレイアウト案出しでは、仮の３Dマップから画像をベースに室内レイアウト案をStable Diffusionで生成して3Dマップに投影して3Dレイアウトの参考資料として使用。
背景美術の案出しでは、Stable Diffusionで背景美術の案出しをして詳細部分を調整しながらブラッシュアップして世界観の参考資料とする。
背景美術素材の自動生成では、大観衆の建物群や背景素材をStabel Diffusionで生成してキャラクターイラストと合成してイメージイラストを作成。
プランニングでは、大量のキャラクター設定案やクエストの案出しをChatGPTで自動生成してゲームに使用する各データの参考資料としている。
サウンドでは、AI音声合成ツールのVOICEBOXでセリフの入力リストを読み込み、その音声データを即時生成して大量の仮ボイス作成作業の効率化を図っている。
WEBサイト制作のコーディング補助AIツールとしてChatGPT GitHub Copilotを使用してコードの自動生成やAIによる説明を活用し効率化を図る。
プロモーションのイメージビジュアルではStable Diffusionでレイアウト案を生成して、それを参考にラフデザイン作成ブラシュアップから完成。
イベントブース用の壁紙に使用するイラストをSwinIRで高解像度化
イベントステージの演出時のイメージ案をStable Diffusionで生成して作成。
