Adobe substance 3D Painter10.1
Adobe substance 3D Painter10.1がリリースされ、新しく簡単に刺繍デカールを配置出来る機能、3Dパスを作成した時の塗りつぶし機能、FXAAフィルター、ハイパスフィルター、ピクセルフィルター、ポスタリゼーションフィルター、しきい値フィルター、アイコンの変更、USDファイルにテクスチャエクスポート機能、インポート機能、Substancec 3D Painterで作成したデータの読み込み、保存時間の改善などが含まれています。
新しい塗りつぶし領域カラー/マスクフィルター
閉じたパスまたはアウトラインを塗りつぶす事が出来るようになりました。3Dパスを使って簡単に塗りつぶし、後からでも形状を変更する事が出来ます。今までパスの塗りつぶし機能が無くて使い勝手がいまいちでしたが、やっと追加されました。
新しい刺繍デカール素材
アセットウィンドウ内に新しく刺繍素材があり、メッシュ上にテクスチャやフォントをドラッグアンドドロップして、刺繍記事を簡単に作成する事が可能となっています。
新しい FXAA フィルター
ハード エッジや、カラー選択効果で作成されたマスク上のエイリアシングをすばやく削減できます。
グレースケール テクスチャを生成して、より高度な効果 (詳細のソフト化、ぼかし、シャープ化など) に使用できます。
新しいピクセル化フィルター
テクスチャの解像度を低下させて色やパターンをイラスト調にする時に役立ちます。
画像内の色の数を減らしてイラスト調テクスチャを作成する場合に役立ちます。
グレースケール入力からシャープな白黒マスクをすばやく作成する事が出来ます。
新しいスムーズステップ フィルター
線形グラデーションを滑らかな曲線に変換できるようにします。
変換フィルターとミラー フィルターの改良
不均一なスケーリング、水平または垂直方向の反転、およびより使いやすいパラメーターがサポートされるようになりました。ミラー フィルターも更新され、よりわかりやすいパラメーターが追加されました。
改善されたアイコン
アイコンが作り直されました。
USD および VFX プラットフォームのサポートの更新
エクスポート Painter から USD ファイルにテクスチャをエクスポートすると、Adobe Standard Material プロパティも一緒にエクスポートされるようになりました。また、USDファイルをインポートすると、作成されたプロジェクトにそのテクスチャもインポートされるようになりました。
パフォーマンスの向上
ブラシストロークを多く使用してたプロジェクトをSubstance 3D Painterで開いたり、保存する時間が改善され短縮され、一部のテストでは50秒が6秒になったとの事です。
また、テッセレーションパフォーマンスの向上や、レイヤーのサムネイルが従来の表示方法に変更出来る点などが改善されています。
詳しくはバージョン10.1のサイトより確認してみてください。