ドスパラ公式サイト GALLERIA DL7C-IG-C4
今回はドスパラさんより16万円台で購入出来るノートパソコンGALLERIA DL7C-IG-C4をお借りしたので実機レビューさせて頂きました。
正直、CPUとGPUの性能はそこまで高くなく、ハイエンドゲームやCGレンダリングは速度を感じませんでしたが、Photoshopを使ってのイラスト制作から、Blenderでのモデリングは出来るし、レンダリング速度は遅いけど使用可能なので、シミュレーションだったり重たい処理を必要としない初心者には、14インチで軽量なため持ち運びやすく、十分使用する事が可能なパソコンとなっていました。
ただ、今回紹介するノートパソコンよりも先日紹介した、RTX4050搭載して15万円台の16インチのノートパソコンGALLERIA RL7C-R45-C5Nを買った方が満足度は高く感じると思います。
GALLERIA DL7C-IG-C4の性能スペック
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| 機種名 | GALLERIA DL7C-IG-C4 |
| モニターサイズ | 14インチ(2880ｘ1800) sRGBカバー率95% |
| CPU | Core Ultra 7 155H |
| グラフィックス | インテル Arc グラフィックス |
| メモリー | 32GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| 重さ | 1.5kg |
| 値段 | 169,980円~ (詳しくは販売サイトを確認) |
GALLERIA DL7C-IG-C4のセット内容
商品には本体の他に、バッテリーと電源ケーブルが付属しています。
本体の重さは1.5kgと軽いので日常的に持ち運びしやすいのがメリットです。
また、バッテリーの持ち時間は動作再生だけすると8.1時間、アイドル時は11.3時間持ちます。
画面の見え方、視野角、モニターの色
モニターは14インチ(2880ｘ1800)で非光沢なので映り込みは少なく、sRGBカバー率は95%と高いので発色も綺麗でデザインワークに使う事も出来ます。映り込みも少ないので暗い画面での作業中にも自分が映り込んで作業がしづらいこともありません。
ただ、自宅にあるゲーミングモニターと比較すると暗い所がかなり暗くて敵を発見しづらくなっていたりしたので、ゲーミング用としては今一歩かなと思いました。
画面上にHD画質のWEBカメラと顔認識でWindowsにログイン出来るWindows Helloに対応しています。使ってみると直ぐにログインされるのでパスワードを手入力するより快適です。
画面の開く角度
画面は写真の角度まで開く事が出来ます。
キーボード タッチの感触
日本語配列キーボードが使用されており、キーの厚みは薄くて大きな音がそこまで出ないので、カフェや図書館など静かな場所でも問題なく使用する事が出来ます。
キー部分はライトで光ってくれるので暗い場所で作業してキーが見えづらい事もありません。
端子位置
端子は背面と左右に用意されています。
背面には左から順番に、有線LAN、HDMIが備わっています。
右側にはUSB3.2TypeC、Thunderbolt4、USB3.2、電源入力が備わっています。
左側にはセキュリティスロット、microsSDカードリーダー、USB3.2、音声入出力があります。
CPU性能
CPUにはInterl Core Ultra 7 155Hが搭載されています。3DMARKでベンチマークを測ってみるとMax threadsが6671の数値が出ているのが分かります。
GPU性能
グラフィックカードにはIntel Arc Graphicsが搭載されています。
3DMARKでベンチマークを測ってみるとグラフィックカードのスコアは2080のスコアでした。
パソコンの総合的な性能はベンチマーク数値の70%の位置にあります
チャットソフトやペイントソフトなどがどのくらい動くのか総合的なパソコンの性能を調べれるPCMARK10で測定してみると、70%に位置する結果です。オフィスパソコンより上だけど、ゲーミングラップトップより下という位置になっています。
blenderのレンダリングG
blenderを使いサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみたら、CPUレンダリングは4分4秒で、GPUレンダリングは3分38秒でした。
CPUレンダリング4分4秒
GPUレンダリングは3分38秒
Blender 4.1のLynxsdesignをダウンロードしてレンダリングしてみましたが、3840x2160pxのサイズで、CyclesのGPUレンダリングで59分03秒の結果です。
過去に使用したRTX4050搭載ノートPCでは37分でした。
BlenderベンチマークからInterl Core Ultra 7 155HのCPUスコアを計測してみると、スコアは154で74%に位置する性能なのが分かりました。
GPUスコアではインテル Arc グラフィックスのスコアが313で55%に位置する性能なのが分かりました。RTX4050搭載ノートPCでは21％の位置でスコアが2525だったのでその差は歴然なのが分かります。
Unreal Engine 5も動作確認済み
Unreal Engine 5は動作確認済みですが、何もない状態でも動作が少し重たく感じました。
Substance 3D Painterも動作確認済み
テクスチャペイントソフトのSubstance 3D Painterでは重たさを感じずに、動作確認出来ました。
フォトショップの処理能力
フォトショップCCを使って6000x4000pxの写真にフィルターのぼかし放射状を最高画質で適用すると約9.15秒でした。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。
ゲームのベンチマーク結果
軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質にすると、スコアが10041で評価は「すごく快適」で問題なく動作してくれます。
| ドラゴンクエストⅩ | 12275 |
フォートナイトをプレイすると30FPS前後が表示されてプレイするのが困難でした。
| フォートナイト | 30FPS〜 |
APEXをプレイすると常時25FPSが表示されてプレイするのが困難でした。
| APEX | 25FPS〜 |
FF15のベンチマークでは高品質の3840×2160サイズで計測するとスコアが2274で評価は重いと出て動作するのが困難な事が分かります。
| FF15 | 2274 |
オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)は38FPS数値が出て動作が困難でした。
| PUBG | 38FPS |
エルデンリングは38FPSが出てプレイするのが困難でした。
| エルデンリング | 38FPS〜 |
PC性能を要求されるサイバーパンク2077はベンチマークを起動するとFPS数値が19.94前後の数値が出て動作が困難な事が分かりました。
GALLERIA DL7C-IG-C4 の総評
ドスパラ公式サイト GALLERIA DL7C-IG-C4
今回紹介したパソコンを買うなら、以前紹介した、ノートパソコンGALLERIA RL7C-R45-C5Nがオススメ！
今回紹介したノートパソコンは14インチで小さく軽くて持ち運びしやすいのが便利です。重たい処理をしないエクセルを使用した仕事や、ネットサーフィンから、Photoshopを使用した場合でも少ないレイヤー数でのイラスト制作だったり、3DCGでは簡単なモデリングだったり、オブジェクト数も少なくあまりポリゴン数を使わない小さな解像度でのレンダリングでは十分に使う事が出来ます。
ただ、ハイエンドゲームではFPS数値がでないのでプレイするのは困難で、UE5でも何もないシーンでも動作が多少重たく感じました。プロではなくても、趣味でCGやイラスト制作を楽しんで色々なソフトを使ってみたいと思っている人には不十分な内容に感じました。
これだと、以前紹介した15万円台で購入できるRTX4050が搭載されて15.6インチと画面が大きいノートパソコンGALLERIA RL7C-R45-C5Nを購入した方が値段も安くて性能も格段に良いです。
例えばBlenderベンチマークでは今回はGPU数値が313ポイントでしたが、GALLERIA RL7C-R45-C5Nでは2525ポイントと8倍もの性能差があり、実際に同じシーンをレンダリングすると今回59分掛かったものが37分で終わっています。また、ほとんどのゲームでも60FPS以上でて快適に動作する事が出来ました。
過去にGALLERIA RL7C-R45-C5Nを使用した記事はこちらに書いてるので参考にしてみてください。
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【PC購入】ドスパラのPCを48回払いでネット通販で注文する手順を１から詳しく書きました
ドスパラPCは最短、明後日届きます！
ドスパラPCは神奈川県で製造されていて、配送には「ヤマト運輸」を採用しているので「翌日出荷」と記載されているパソコンは明後日到着します。また金曜日に注文したとしても、土曜日に発送して日曜日に到着します！配送がとにかく早くて実際に2019年、2023年に注文したら直ぐに到着しました。
ドスパラPCは過去に２度購入しています。
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ドスパラPCは2019年と2023年と２度実費購入していますが、初期不良もなく全く問題なく使用できているのでオススメ出来るBTOメーカーです！(記事にはしていませんがその昔にも購入経験があり合計3回です)2019年には分割払いで購入した時の購入方法も記載しているので参考にしてみてください。
