Unreal Engine 5.8では、オープンワールド制作、MetaHuman、アニメーション、レンダリングなど、多くの機能が大幅に強化されました。
今回のアップデートで、Mesh Terrain・Procedural Vegetation Editor・MetaHuman群衆生成・MegaLightの正式版などが追加され、これまで以上に大規模でリアルな世界を効率良く制作できるようになりました。
Mesh Terrain
Mesh Terrainは、従来のLandscapeとは異なる、3Dメッシュベースの新しい地形システムです。従来のランドスケープでは作れなかった、崖・浮島・洞窟やトンネルなどを自由に作成できます。
Unreal Engine内で直接作成するだけでなく、外部ソフトからメッシュや高さマップを読み込むことも可能で、非破壊モディファイアに対応しており、オブジェクトを移動すると地形が自動更新されます。PCGとも完全連携しています。
プロシージャル植生エディタ (PVE)
PVEでは植物同士が光を奪い合ったり、障害物を避けながら群生したりするなど、自然界に近い挙動を再現できます。また、枝の追加・削除、スカルプト編集写真やスケッチから生成にも対応しています。PCGのサブグラフ機能と組み合わせることで、独自の植生ツールも作成できます。
リギングやアニメーション制作も進化しました。フェイシャルスカルプト機能強化、ブレンドシェイプ作成の改善、フェイシャルコントロールを簡単に行える『Direct Mesh Control(DMC)』が追加され、メッシュを直接編集しながら表情や動きを付けられるようになりました。ランタイム向けControl Rig Dynamicsの追加により、髪の毛、揺れもの、服などのモーションをリアルに表現できます。
MetaHumanで群衆を作成
MetaHumanでは、MetaHuman Collectionを使用することで、数百~数千体規模のMetaHuman群衆をリアルタイムで表示できます。カメラの距離に応じて自動的にLODが切り替わるため、高品質と軽量化を両立できます。FabからMeta Human Crowd Sampleをダウンロードして試す事が出来ます。
Mesh to MetaHumanが全身対応
これまでは頭部のみ対応でしたが、全身メッシュにも対応しました。任意の人型モデルから、MetaHumanトポロジ・リグ・アニメーション対応まで自動変換できます。
MetaHuman Animator 1つのカメラで全身モーションキャプチャ可能
専用マーカーやヘルメットは不要で、Webカメラ1台だけで、顔・全身・顔+全身を同時にモーションキャプチャできるようになりました。
MegaLightが正式版対応
MegaLightが正式版になりました。大量のエリアライトを配置しても高いパフォーマンスを維持できます。さらに、ノイズ低減・最適化・ツール追加・現行ゲーム機で60fps対応なども行われています。
また、Lumen Liteが追加され、GPU負荷を大幅に減らせる新モードが追加されました。
トゥーンシェーダーが追加

アニメ調や手描き風の表現を、標準機能だけで制作できるようになります。
Unreal EngineにAI(MCP)が搭載
実験版のMCP(Model Context Protocol)プラグインが追加されました。ChatGPTなどのLLMと連携し、アセット制作・ブループリント作成・レベル制作・テスト・最適化を行えるほか、独自機能を追加して拡張することも可能です。
詳しくはUnreal Engine 5.8 公式リリースページを確認してください。

