マウスコンピューターさんよりクリエイター向けパソコンのDAIVシリーズより20万円代のDAIV A9お借りしたのでベンチマーク数値を計測してどれだけ動くパソコンなのか調べてみました。
CPUはintelよりも人気になっている8コア16スレッドのRyzen7 3700Xが搭載されグラフィックカードには人気のRTX2070SUPERが搭載されています。以前お借りした24万円代のパソコンよりも、今回お借りした20万円代のパソコンの方が値段もスペックもおすすめできる内容となっていたので、高いパソコンを買おうと思っていた人は一度手を止め記事を読んでみてください。
今回借りたのはこちらのパソコンです。
機種名 | DAIV A9 |
CPU | Ryzen 7 3700X |
グラフィックス | GeForce RTX2070 SUPER |
メモリー | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
値段 | 204,800円~ (詳しくは公式HPを確認してください) |
DAIV A9のセット内容
DAIV A9には多数のケーブルが入っているのどんなモニターにも接続する事が可能です。
- パソコン本体
- 電源
- 変換ケーブル4種類
- 説明書
DAIV A9のデザイン
黒一色で右側のシルバーのスイッチを回すと電源が付くようになっています。
上下に取っ手が付いててお部屋替えの時にも持ち運びしやすいデザインです。
左面にはパソコン内部の熱を逃げやすくするためにパンチングが開けられていて、右面にはブランドロゴの「DAIV」の文字が描かれています。シンプルで置き場所を選びません。
画像クリック拡大します | |
左面 | 右面 |
斜め上から見た本体のデザイン
画像クリック拡大します | |
底面のローラー
底面後ろにはローラーが2つ備わっているので、力の弱い女性でも簡単に移動させる事が出来ます。
ローラーが備わっている部分に隙間あるので底面のパンチから熱が逃げてパソコン内部の熱が逃げやすいように設計されています。
正面・後ろの端子
パソコン正面には電源、USB3.0x2、オーディオ入出力があります。
背面にはUSB3.1×2、USB3.0x6、LANx1、オーディオ入出力x1、HDMIx1、Display portx3、電源x1、があります。
先ほども書きましたがディスプレイ接続には変換ケーブルが多数用意されているので問題なく繋げる事が出来ます。
DAIV A9のパーツ構成と性能
DAIV A9の性能 | |
CPU | Ryzen7 3700X |
グラフィックス | GeForce RTX2070 SUPER |
メモリー | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
通信機能 | LANポートx1 |
CPU性能
Ryzen7 3700Xは8コア16スレッドで記事掲載時点でRyzenCPU比較表を見ると、上位4番目に食い込む性能の良さです。価格.comのCPU人気売れ筋ランキングでも3位にランクインしている人気のCPUです。
型番 | コア数(スレッド数) | 性能 | |
Ryzen9 3950X | 16(32) |
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Ryzen9 3900X | 12(24) |
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Ryzen7 3800X | 8(16) |
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Ryzen7 3700X | 8(16) |
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Ryzen5 3600 | 6(12) |
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Ryzen7 2700X | 8(16) |
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Ryzen5 2600X | 6(12) |
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グラフィックカードの性能
グラフィックカードにはRTX2070 SUPERが搭載されています。
記事掲載時点では上位3番目の性能のRTX2070SUPERが搭載されています。
ベンチマーク数値も高く出ていますが、RTX2080を買わなくても十分満足な結果を得る事が出来ます。
アンリアルエンジンやUnityなど使いたい人はQuadroではなくGeforce搭載パソコンの方がサクサク動いてくれます。間違ってもQuadro搭載パソコンは買わない方がいいですよ。
型番 | 性能 | |
RTX2080 Ti 11GB |
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RTX2080 SUPER |
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RTX2070 SUPER |
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RTX2080 |
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RTX2070 8GB |
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RTX2060 Super |
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RTX2060 |
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GTX1660Ti SUPER |
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GTX1660 |
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GTX1060 |
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メモリの搭載数値
メモリは16GBx2枚で合計32GB搭載されています。
32GBあればソフトを多数起動してもフリーズして固まることはほぼありません。
快適に動作してくれるし、premire proを使った動画のエンコード時間も早く終わります。
データ保存出来るストレージの容量
データ保存出来るSSDは1TBあるので、直ぐにデータの保存に困ることはありません。
データ保存が足りなくなったらその時にHDDを増設すると再度パネルを開かなくてもHDDを手前からマグネット式で入れる事が出来ます。
パソコンの動作音
パソコンを起動しているだけでも少し気になる音がしますが、ソフトも何も起動していなくても45db前後〜。mayaのarnoldでレンダリングをすると50db〜前後でした。
平常時 | 45db〜 |
レンダリング中 | 50db〜 |
マイクで色々な音を拾うと以下の数値になるので、起動中はエアコンを弱風で常時付けている時と同じぐらいの大きさの音がします。
騒音計で計測した音の評価数値 | |
冷蔵庫の音 | 30db |
室内のエアコンの動作音 | 40db |
室外機のエアコンの動作音 | 50db |
実際にMAYA、blender、サブスタンスペインター、マーベラスデザイナーを操作してみました。
mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。
使用ソフト | MAYA arnold |
レンダリングサイズ | 1920×1080 |
バイク本体のテクスチャ | 2kサイズx90枚 |
倉庫 | 2kサイズx50枚 |
レンダリング時間は39:04秒と出ました。
maya / arnold | 39:04秒 |
過去に使ったデスクトップPC一覧表と比べると6位という結果で、かなり頑張ってくれているのが分かります。
順位 | レビュー記事 | レンダリング時間 | 値段 |
1位 | GALLERIA AXZ Ryzen9 3900X | 26:48秒 | 299,980円 |
2位 | GALLERIA AXF | 35秒52秒 | 165,980円 |
3位 |
GALLERIA AXV | 36秒56秒 | 155,980円 |
4位 | GALLERIA ZZ i9-9900K | 37:26秒 | 279,980円 |
5位 | GALELRIA ZG | 38:46秒 | 209,980円 |
6位 | DAIV A9 | 39:04秒 | 204,800円 |
blenderのレンダリング速度
blenderでサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみましたが、ソフトもしっかり起動できてレンダリング時間は下記となりました。
blenderを使ったレンダリング速度 | |
CPUレンダリング/4分05秒 | GPUレンダリング/9分12秒 |
サブスタンス ペインターやマーベラスデザイナーも動作確認済み
テクスチャペイントソフトのサブスタンス ペインターに、洋服を作ったり出来るマーベラスデザイナーも問題なく動作確認できました。
V-rayのベンチマーク数値
V-rayのベンチマーク 数値も速度が出ているのが分かります。
CPU | 01:13 |
GPU | 01:05 |
CINEBENCH R15のベンチマーク数値
OpenGL | 143.16fps |
CPU | 1949cb |
CINEBENCH R20のベンチマーク数値
CPU | 4428pts |
フォトショップの処理能力
ぼかし放射状
フォトショップCCを使って6000x4000pxの写真にぼかしの放射状を最高画質で適用すると約13.60秒とフォトショップの処理能力も高い事が分かります。
使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。
ゲームのベンチマーク結果 / 軽いゲーム
軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが21185と快適に操作出来る事が分かります。
すごく快適 | 21185 |
ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズのベンチマークも非常に快適でスコアが16856と表示されたので快適にプレイ出来ます。
非常に快適 | 16856 |
ゲームのベンチマーク結果 / 中程度のゲーム
中程度の処理能力を要求されるモンスターハンターも常時60FPSが表示されて快適にプレイする事ができました。
モンスターハンターワールド | 60FPS |
グラフィッククオリティをすべて最高にしてフォートナイトをプレイしてみましたが、常時120~130FPSが出て問題なくプレイできました。
フォートナイト | 120~130FPS |
大量のゾンビを倒す負荷の掛かるFPSゲームのワールド・ウォーZでベンチマークを測ってみましたが常時FPS数値が166~227FPSも出て安定して遊ぶ事が出来ました。
ワールド・ウォーZ | スコア 13477 |
ゲームのベンチマーク結果 / 重たいゲーム
高画質で重たい処理のFF15のベンチマークは最高設定の「高品質」、「4Kサイズ」でベンチマークを測定してみましたが、グラフィックカードの性能が良いおかげでスコアが3885で普通にプレイする事が出来ます。
普通 | スコア 3885 |
オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegroundsはグラフィック数値を全てウルトラにしてもFPS数値が130~150FPS前後で快適にプレイ出来ました。
FPS数値 | 130~150FPS |
DAIV A9の評価
以前お借りした24万円代のパソコンと比較してみると、今回お借りしたDAIV A9のパソコンの方が値段とスペック的にお得なのが分かります。
パソコンの名前 | DAIV A9 | DAIV Z9 |
デザイン | ||
今回使ったパソコン | レビュー記事はこちら | |
値段(詳しくは公式サイト参照) | 204,800円 | 244,800円 |
MAYA レンダリング時間 | 39:04秒 | 53:00秒 |
ドラクエ10ベンチマーク高品質 | 21749 | 23591 |
FF15ベンチマーク 高品質 | 3885 | 4210 |
PUBG 画質ウルトラ FPS数値 | 130~150FPS | 150~190FPS |
メモリ | 32GB | 32GB |
CPU | Ryzen 7 3700X | Core i9-9900K |
グラフィックカード | RTX2070 SUPER | RTX2070 SUPER |
intelよりもCPU数値が高くレンダリングが早く終わり、以前お借りした24万円代で購入できるマウスコンピューターのDAIV Z9よりも値段が安いのに、グラボは同じものが使われているのでゲームのベンチマーク数値は誤差の範囲で性能は同等または上なのでお買い得PCなのが分かります。
正直intelCPUはコストがかかるだけで、Ryzen一択な気がします。
細かな点としてどんなモニターにも対応できるようにあらかじめ変換ケーブルが4種類も付属しているのも嬉しいポイントです。
詳しくはマウスコンピューターの公式サイトより確認してみてください。
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