パソコンでゲームだけをしたいなら値段が安くてオススメPC!
ドスパラの11万円台で購入出来るのにGeforce RTX2060が搭載されているパソコンGALLERIA DFを使って3DCGとゲームを使うのに十分な性能があるのかベンチマーク速度を測ってみましたが、
結果から言うと、ゲームだけをするなら間違いなく安くてオススメなパソコンですが、どのソフトを使ってパソコンで何をしたいのかはっきりと決まっていない3DCG初心者の人にはCPUとグラフィックカードの性能が平均的でさらに安いGALLERIA RT5の方がオススメだと思いました。
今回借りたのはこちらのパソコンです。GALLERIA DF
GALLERIA DFのデザイン
スペックの高いパーツが入っているガレリアシリーズおなじみのケースに見えますが、
一回り小さいので一人暮らしのお部屋でも場所を取りません。このサイズなら引っ越しもしやすいです。
左側面には穴が空いており、中の熱を効率よく冷やしてくれるようになっていますが
右側面には穴がありません。
4つ付いている脚は滑りづらいようにゴム素材となっていてます。
正面と背面の端子
正面にはUSB3.0が2つ、SDカードリーダー、マイク入力、スピーカー出力、リセットボタン、電源ボタンが付いています。
背面にはPS/2、D-sub、DVI-D、HDMI、USB-3.1×2、LANポート、USB-3.1×2、オーディオ入出力があるので外付けHDDなどを買っても足りなくなる事はないと思います。
(VGA搭載製品の為、PS/2、D-sub、DVI-D、HDMIはこちらを使いません。)
モニター出力にはDispla port、HDMI、DVI-Dが付属しています。
中身
ドライバーを使わなくても指で回転させる事で簡単に開ける事が出来るので、埃が溜まっても直ぐに掃除する事ができます。
グラフィックカードにはGeforce RTX2060を搭載
ファンにはDEEP COOLが使われおり、レンダリングやゲームをしても、音の大きさを気にせずにプレイする事ができました。変に大きかったりすることはなく、パソコン独特の音は常にするので静かと言う程ではありません。
電源には静音性があり、パソコンが突然不具合でシャットダウンする事がないDELTA 650W 静音電源が搭載しています。
データの保存やアプリケーションの起動は240GBのSSDと1TBのHDDが搭載されているので、電源を押せば直ぐにパソコンが起動して不自由なく操作する事が出来ます。
しかし1点気になったのが、ミニタワーのケースは一度開けると他のケースよりも噛み合わせが悪くて若干閉めずらく感じました。(何度も開けたり閉めたりする事はないので気にならないと思いますが。)
パソコンの性能
GALLERIA DFの性能 | |
CPU | Core i5-9400F |
グラフィックス | GeForce RTX2060 6GB |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 240GB SSD / 1TB HDD |
通信機能 | LANポート x1 |
CPUはCore i5-9400Fと非力ながら、グラフィックカードにはRTX2060が搭載されているので、ゲームやアンリアルエンジンやユニティーなどのリアルタイム描写には強いパソコンとなっています。
実際にMAYA、ブレンダー、サブスタンスペインター、マーベラスデザイナーを操作してみました。
僕が作ったデータを元に実際にarnoldでのレンダリング速度です。
MAYA arnold 1920×1080
バイク本体のテクスチャ2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚
レンダリング時間は1時間26分(86分30秒)とでて、過去に使ったレンダリング速度の一覧表はこちらに書いていますが、1番遅い時間となりました。
過去に使った表を見ると16位のMonarchの方が一見速そうに見えますが、Monarchはグラフィックカードの性能が低いので、ゲームのベンチマーク速度が極端に遅いので注意してください。CPUとグラフィックカードそれぞれの性能がパソコンでは大切です。詳しくはパソコンのパーツはそれぞれどんな意味があるのかこちらの記事を読んでみてください。
無料3DCGソフトのブレンダーでサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみましたが、8分27秒という結果となっています。
V-rayのベンチマークスコアは2:29秒とGPUが1:29秒となっています。
3DCGでテクスチャを描くサブスタンスペインターは動作して
マーベラスデザイナーもしっかり動作確認をしました。
CINEBENCHのベンチマークソフトで計測してみましたが、OpenGL123.06psでCPUは925cbという数値でやはりCPU性能は劣っているのが分かります。
ゲームのベンチマーク結果
ドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが18379
FF15のベンチマークは標準品質の1920×1080 とても快適のスコアが9863
高品質3840×2160の4K表示だとスコアが普通 3175で問題無く遊ぶ事が出来ます。
FPSゲームのPUBGはグラフィックを全てウルトラ設定にしても100~120FPSで快適に常時遊ぶ事ができました。
VRのベンチマークでもレディの最高数値
アンリアルエンジンをインストールして、デモ モデルを読み込みましたがしっかり動きました。
PCMARK10のベンチマーク結果
PCMARK10でのパソコンの性能を測定しましたが、こちらはほぼ満点のスコアとなっています。
総合評価 | 5567 |
Essentials/アプリの起動やWEBブラウジングの性能 | 8160 |
App Start-up Score/アプリケーションの起動速度 | 9801 |
Video Conferencing Score/ビデオチャットの性能 | 6386 |
Web Browsing Score /web操作の性能 | 8683 |
Productivity/事務系処理 | 7314 |
Spreadsheets Score/グラフや表を描く処理性能 | 8825 |
Writing Score/文章を書く処理性能 | 6062 |
Digital content creation/イラストや3DCG処理 | 7846 |
Photo Editing score/GIMPを使った写真を編集する性能 | 9749 |
Rendering and visualization Score /3DCGレンダリング性能 | 9558 |
Video Ediing score/動画のエンコード性能 | 5185 |
GALLERIA DFを購入した人の実際の口コミ
実際にGALLERIA DFを購入した人の口コミはこちらのページから読む事ができます。
良い口コミ
- コードはまあまあ綺麗にまとまっていた
- 購入して2週間経過しても全くストレスなく使えている
- スリープモードからの立ち上がり速度が速い
- 8年前のパソコンから買い換えて良かった
- ノートパソコンから初めてデスクトップパソコンに買い換えたけど、起動からスピードが違って驚いた
- 簡単にお手入れできる
悪い口コミ
- ファンは静かにカスタムしたけど少しうるさい
GALLERIA DFの評価
ドスパラ公式サイト ガレリアDF
◎PCゲーム
◎VR
CPU性能を使う場面ではレンダリングに遅さを感じますが、グラフィックカードはRTX2060が搭載されているので、11万円台とは思えない快適さでゲームをプレイできます!
3DCGでもアンリアルエンジンやUnityを使っての創作だったら快適に操作する事が出来るのでゲームをプレイしたり、ゲームモデルを3DCGで作ったりする人にはうってつけてのパソコンです!
9万円と11万円のパソコンを比較した場合
今回購入したパソコンはグラフィックカードの性能はいいですが、CPU性能に少し疑問が残ります。
過去に購入したGALLERIA RT5のパソコンと比べると、パーツは古いですがCPU性能もグラフィックカードの性能もどちらも両立しているRyzen搭載モデルは9万円台でアーノルドでのレンダリングもゲームのベンチマーク数値もどちらも高い数値を出しています。
ドスパラ公式サイト | GALLERIA RT5 | GALLERIA DF |
レビュー記事はこちら | 今回使ったパソコン | |
値段 | 99,800円 | 119,980円 |
MAYA レンダリング速度 | 72:39秒 | 86:30秒 |
ドラクエ10ベンチマーク高品質 | スコア17865 | スコア18379 |
FF15ベンチマーク 高品質 | スコア 2014 | スコア 3175 |
PUBG 画質ウルトラ FPS数値 | 70~90 | 100~120 |
CPU性能 | Ryuen 5 2600 | Core i5-9400F |
メモリ | 8GB | 8GB |
グラフィックカード | Geforce GTX1060 | Geforce RTX 2060 |
GALLERIA DFはグラフィックカードの性能はいいけどCPU性能がイマイチなので、初めてパソコンを買う時に「自分は3DCGで何をつくりたいのか明確に決まっていない」のであれば、値段の安いGALLERIA RT5をとりえあず買ってみた方が良いと思います。