![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_00.gif)
3DCGの仕事をやっていると何かと汚れた建物を作ったりする時が出てくると思いますが、今回は汚れたテクスチャーをフォトショップで簡単に作る方法を書いてみました。CGクリエイターになりたい方は基本中の基本操作なので是非覚えてください。
用意したのはこちらの2枚の画像です
ベースはこのテクスチャを使いたくて
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_01.png)
この汚れの上部だけを使いたいとします。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_02.png)
汚れた部分だけをマスクで抜き取る
まずは汚れたテクスチャをフォトショップで開いて色域指定で
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_03.png)
汚れた部分だけをスポイトでクリックして白く表示されるようにしてください。色域指定の詳しい使い方はこちらに書いてるので読んでください。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_04.png)
汚れた部分を選択して点線ができたら、①レイヤー画像を選択して(鍵マークが付いてたらダブルクリックで解除できます)②マスクを選択すると
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_05.png)
④汚れた部分だけが表示されました。チェッカー部分は透明で何も画像が無いという意味なので、この下に画像を配置すれば汚れを合成できるというわけです。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_06.png)
汚したレイヤー画像を選択して、レンガの画像の上にポイっと移動させれば、レンガの上に汚れテクスチャが配置されて汚れたレンガが完成です。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_07.png)
ちょっと汚れが薄かったり色を変えたい場合はトーンカーブや色相彩度で色調整してください。今回はちょっと薄かったのでトーンカーブで少し暗くしてみました。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_08.png)
この方法を使えば綺麗なテクスチャからあっという間に汚れたテクスチャーを作れるようになります。サブスタンスデザイナーを使う方法もありますが原始的でとても早いので是非つかってみてください。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2018/02/180225_photoshop_yogore_09.gif)
フォトショップはいつもアマゾンで買っています。