初心者が建築系の3DCGを作る時に知っていた方が良い7つの項目を紹介している動画が公開されています。あくまで一例で全てに当てはまるわけではありませんが、知っていると建築系以外でも作品を作る上で生かせると思います。
1.スケール違いのテクスチャ。
テクスチャが大きすぎたり小さすぎる場合は非現実的に見える場合があります。建物のフローリングなど材料の寸法を知る為には材料を調べてサイズを忠実にする必要があります。
2.完璧すぎるモデル
3DCGの世界ではモデルが綺麗に整理されている事が逆に不自然に見えます。フォトリアルな見えた目を目指すのであれば直線的なラインが多いと3DCGっぽさが際立ってしまうので、モデルの角に丸みを加えたり、椅子などであればすこしモデルを回転させてみてはどうでしょう。キッチンの扉であれば少しだけ引き出しておくとより自然な作品を作る事が出来ます。
3.悪いコンポジション
カメラを正しく設定しないと悪い見た目になる可能性があります。カメラの視野を広すぎたり狭すぎたりしない事です。また部屋の場合はアングルで真正面から向いている場合は上下に振ったりすると垂直ラインが歪むので見栄えが悪くなります。
4.悪い照明
どこに照明を置くかは非常に重要で、日中のレンダリングでは太陽光とドームライトの正しい使い方を知ってる事が大切です。窓から見える背景に設定した色を部屋の色に取り入れたり、窓から入る影を柔らかくすると良くなります。
5.白飛び
光が部分的に当たりすぎていて白く飛びすぎているシーンは良くありません。レンダリング後にコンポジットで調整してあげたり作品全体の白飛びを抑えつつ明るいシーンを作ってあげると見栄えが良くなります。
6.非現実的な側近
同じアングルでライティングでも高品質な素材を用意するとレンダリングした時の画像が大幅に向上しますが、人物を入れる事はあまりよくありません。
7.ノイズが多すぎる画像
ノイズが多すぎる画像は低品質の画像に見えるので良くありません。レンダリング品質を上げたり、デノイザー等を使いノイズを軽減してあげたりする必要があります。