マウスコンピューターさんよりDAIV Z7-QR4をお借りしたのでレビュー記事を書きました。グラフィックカードはQuadro RTX4000に加えて2020年5月に発売した最新CPU Core i7 10700Kが搭載されているパソコンはCGやゲームを1ランク上に楽しみたい人におすすめ出来る性能ですが、過去に使った14万円台と20万台のパソコンと比べると、20万台のパソコンでも十分性能的に良かったので最後まで読んでみてください。
機種名 | DAIV Z7-QR4 |
CPU | Core i7 10700K |
グラフィックス | NVIDIA Quadro RTX4000 |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
値段 | 269,800〜 (詳しくは公式HPを確認してください) |
DAIV Z7-QR4のセット内容
- パソコン本体
- 電源
- 説明書
- モニター変換器x3
モニターの変換器が3種類ついてくる
モニターとパソコンを繋げる変換ケーブルが3種類ついてくるので、どんなモニターを持っていても繋げる事が可能です。
USB-TypeC ー displayport
displayport ー HDMI
displayport ー DVI
DAIV Z7-QR4のデザイン
ボディは黒一色でどんな場所にも配置しやすいデザインですが、運びやすいように正面上には取ってが付けられていて、下面にはローラーが付いているので力の無い人でも簡単に場所替えをする事ができます。
画像クリック拡大します | |
左面 パンチングで内部を冷却 | 右面 光に当たるとDAIV文字が現れます |
斜め上から見た本体のデザイン
画像クリック拡大します | |
正面・後ろの端子
パソコン正面には電源、USB3.0x2、オーディオ入出力があります。
背面にはUSB3.1×4、USB TypeCx1、LANx1、オーディオ入出力x1、Display portx3、USB typeCx1、電源x1、があります。
DAIV Z7-QR4のパーツ構成と性能
DAIV Z7-QR4の性能 | |
CPU | Core i7 10700K |
グラフィックス | NVIDIA Quadro RTX4000 |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
通信機能 | LANポートx1 |
CPU性能
CPUには3.8Ghz、8コア16スレッドのCore i7-10700Kが搭載されています。性能的にはCorei9-9900Kより少し上となっていますがハイスペックパソコンを今から買うなら10コア搭載のCorei9-10900K以上を使ったほうが性能の良さを体感出来ると思います。
型番 | コア数(スレッド数) | 性能 | |
Core i9-10980XE | 18(36) |
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Core i9-10900X | 10(20) |
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Core i9-10900K | 10(20) |
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Core i7-10700K | 8(16) |
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Core i9-9900K | 8(16) |
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Core i9-9900 | 8(16) |
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Core i7-9700K | 8 (8) |
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Core i7-9700 | 8 (8) |
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グラフィックカードの性能
ゲームを快適に動作したり、アンリアルエンジンやUNITYなどのソフトを快適に操作するのに使うグラフィックカードはNVIDIAのQuadro RTX4000が搭載されています。
Quadroは描画に強くて安定してCGソフトを操作出来ると言われていますがその反面ゲームやリアルタイム系ソフトを動かすのが苦手としていますが、CG操作も問題なくゲームのFPS数値もGeforceに負けを取らない数値を出して快適にプレイする事ができました。
メモリ
アプリケーションを立ち上げて操作するのに必要なのがメモリですが、これが多く積まれていると複数のアプリを立ち上げて色々な事を同時に操作する事が可能になります。特にCG系のソフトで作業する時はMAYAにフォトショップにサブスタンスペインターを起動しながら作業する事がありますがそんな場合は16GBではなく32GBあるとより安定してソフトが落ちずに作業する事が出来ます。
ストレージの容量 データ起動/保存
ストレージにはSSDが512GB入っています。量が多そうに見えますが512GBとはsteamで現在発売している少し重ためのゲームを1つインストールするだけで40GB程使ってしまうのであっという間に無くなってしまう容量ですが、足りなくなったら後から知識の無い人でも簡単に増設出来るので問題ありません。
パソコンの動作音
パソコン起動中は何もしないと45db前後で少し音がするぐらいでしたが、レンダリングやゲームをすると一気に音が大きくなりVrayベンチマークを起動した状態で音を測定すると室外機のエアコンの騒音よりも大きくなり一時的に57dbまで大きくなりました。負荷をかけて重たい処理をするとかなり音が大きくなります。
騒音計で計測した音の評価数値 | |
冷蔵庫の音 | 30db |
室内のエアコンの動作音 | 40db |
室外機のエアコンの動作音 | 50db |
MAYA arnoldのレンダリング速度
mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。
使用ソフト | MAYA arnold |
レンダリングサイズ | 1920×1080 |
バイク本体のテクスチャ | 2kサイズx90枚 |
倉庫 | 2kサイズx50枚 |
レンダリング時間は34:24秒でした
過去に使ったデスクトップPC一覧表と比べると3位に入るレンダリング速度の速さです。Ryzen搭載モデルが上位を占める中intelCPUも頑張っていますが、今はコスパを考えるとやっぱりRyzenのほうが人気ですね。
blenderのレンダリング速度
blenderでサンプルモデルのAgent327Barbershopをレンダリングしてみましたが、CPUレンダリングは12分台でGPUレンダリングは15分台とかなり早い事が分かりました。
blenderを使ったレンダリング速度 | |
CPUレンダリング/12分53秒 | GPUレンダリング/15分01秒 |
サブスタンス ペインターやマーベラスデザイナーも動作確認済み
テクスチャペイントソフトのサブスタンス ペインターに、洋服を作ったり出来るマーベラスデザイナーは問題なく動作確認できました。
V-rayのベンチマーク数値
CPU | 01:23 |
GPU | 01:01 |
CINEBENCH R15のベンチマーク数値
OpenGL | 168.86fps |
CPU | 1737cb |
CINEBENCH R20のベンチマーク数値
CPU | 4129pts |
フォトショップの処理能力
ぼかし放射状
フォトショップCCを使って6000x4000pxの写真にぼかしの放射状を最高画質で適用すると約11:05秒でした。
使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。
ゲームのベンチマーク結果 / 軽いゲーム
軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが20343と快適に操作出来る事が分かります。
ドラゴンクエストⅩベンチマーク | 20343 |
ゲームのベンチマーク結果 / 中程度のゲーム
中程度の処理能力を要求されるモンスターハンターも常時60FPSが表示されて快適にプレイする事ができました。
モンスターハンターワールド | 60FPS |
フォートナイトのグラフィックは最高設定でも常時100FPS前後が表示されて快適にプレイできました。
フォートナイト | 100FPS〜 |
ゲームのベンチマーク結果 / 重たいゲーム
高画質で重たい処理のFF15のベンチマークは最高設定の「高品質」「4Kサイズ」でベンチマークを測定してみるとスコアが3455でカクカクせずに普通にプレイする事が可能です。ベンチマーク最中もヌルヌル動いていました。
FF15ベンチマーク | スコア 3455 |
オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegroundsはグラフィック数値を全てウルトラにすると100FPS前後で快適に動作する事が可能です。
PUBG | 100〜FPS |
今現在プレイしているGTA5のグラフィックをすべて最高設定にしベンチマークを測っても常時FPS数値が60前後で快適に表示されました。
ちょっとした時間に1ミッションプレイ出来るので楽しめていますが、2013年似発売したゲームなのにPS5並のクオリティで内容も濃くて楽しいです。今更ハマっています。
GTA5ベンチマーク | 60〜FPS |
DAIV Z7-QR4の評価
マウスコンピューター DAIV Z7-QR4
今回使ったパソコンの性能は不具合がなくレンダリング速度も早くて十分仕事にもハイエンドゲームを遊ぶ事にも使う事がで出来る事が分かりました。
ただ、過去に借りた14万円と20万円台のパソコンと比較すると、26万円も払わなくても20万円台のDAIV A9でも十分な事が分かりました。比較した表をまずは見てください。
パソコンの名前 | DAIV Z7 | DAIV A9 | DAIV Z7-QR4 |
デザイン | |||
レビュー記事はこちら | レビュー記事はこちら | 今回使ったパソコン | |
値段(詳しくは公式サイト参照) | 149,800円 | 204,800円 | 269,800円 |
MAYA レンダリング時間 | 64:02秒 | 39:04秒 | 34:24秒 |
ドラクエ10ベンチマーク高品質 | 10147 | 21749 | 20343 |
FF15ベンチマーク 高品質 | 3100 | 3885 | 3455 |
PUBG 画質ウルトラ FPS数値 | 100〜FPS | 130~150FPS | 100〜FPS |
メモリ | 16GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | 2TB HDD / 256 SSD | 1TB SSD | 500GB SSD |
CPU | Corei7-9700 | Ryzen 7 3700X | Core i7 10700K |
グラフィックカード | AMD Radeon RX5700 | RTX2070 SUPER | Quadro RTX4000 |
CPU性能が良いのでレンダリング速度こそ数秒早いですが誤差の範囲です。メモリやストレージ容量も過去に触った20万円台のDAIV A9の方が多く搭載されていて、ゲームのFPS数値を比べてもRTX2070SUPERが入っているA9の方が上です。
アンリアルエンジンなどのリアルタイムソフトを使う上でも安定してサクサク使えます。
3D操作に安定しているのはQuadroと言われていましたが、今はコスパの良いGeforceでも十分安定して使う事ができるので、値段の安いDAI A9を購入したほうが性能が良くてお得にパソコンを手に入れる事ができます。
DAIV A9については過去に操作したレビュー記事をこちらに書いてるので合わせて読んでみてください。
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