10万円台〜

raytrek XV-C 税込み約17万円で買えるドスパラパソコン実機レビュー

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今回はドスパラさんよりCPUにはCore i7-10700Fが搭載され、グラフィックカードにはRTX 3060が搭載されて税込み約17万円のraytrek XV-Cをお借りしたので実機レビューしました。過去に使ったパソコンと比べると多少遅さを感じる部分もありましたが、その分値段がお手頃価格なので、これから3DCGを勉強したかったりゲームを楽しみたい人におすすめ出来る1台となっていました。

また、もっと早さを求める人の為に過去に使った20万円台のパソコンと比較した表もページ最後に書いているので合わせて参考にしてみてください。

今回借りたのはこちらのパソコンです

機種名 raytrek XV-C
CPU Core i7-10700F
グラフィックス GeForce RTX 3060
メモリー 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
値段 169,980円
(詳しくは公式HPを確認してください)

raytrek XV-C のデザイン


raytrek XV-Cはボディ全体がマットブラックで置く場所を選ばないシンプルなデザインです。パソコンのサイズは幅207mm、奥行き509mm、高さ440mmと少し大きめですが、後からPC内部をカスタマイズしやすい設計となっています。前面や背面に、上下の面から熱が逃げやすいように無数の穴が随所に開けられているのも特徴です。

画像クリックで拡大します

真横から見た本体のデザイン

左右のパネルにもパンチングが開いているので、熱が逃げやすくなっています。

画像クリック拡大します
左面 大きな面のパンチング 右面 小さめな右上角にパンチング

パソコン上面にも無数の穴が開けられて、熱の逃げ道がしっかり確保されています。(パンチングが開いてるので誤って飲み物をこぼすと中に入ってしまうので、パソコンの置き場所は大切です)

正面・後ろの端子

正面にはDVDスーパーマルチドライブ、USB3.0x2、カードリーダー、電源、オーディオ入出力が付いています。

カードリーダーで写真を瞬時に読み込み可能

sonyのα7Ⅲで6000x4000pxで撮影した写真のSDカードを差し込んで、スクロールすると読み込みに時間が掛からず瞬時に表示してくれるのでストレスが一切ないのは嬉しい部分です。

前面上にUSBがあるので外付けHDDが繋ぎやすい


本体上部にUSB接続部分があるのでケーブルの短い外付けHDDでも、本体をパソコン上に置きながらUSBを繋げて使用する事が可能です。

背面にはUSB2.0x4、USB-TypeCx1、USB3.2X2、LAN、オーディオ入出力が付いています。モニター接続には、Displayportx3、HDMIx1が付いているので、複数のモニターで快適に作業する事が可能です。液晶タブレットを繋げる事も出来ます。

raytrek XV-Cのパーツ構成と性能

グラフィックカードの性能


グラフィックカードはGeforce RTX3060が搭載されています。表で見ると性能数値では現在発売されているグラフィックカードの中では下の方のグラフィックカードですが、実際使ってみるとハイエンドゲームも画質を多少落とす事で問題なく動作可能で、3DCGではレンダリングでも問題なく使用する事が出来ました。性能が多少下がりますが値段もその分下がってくれるのでこれからPCゲームで遊んでみたかったり、3DCGを触ってみたい学生さんにはオススメ出来るパーツです。

型番 性能
RTX3090
3673
RTX3080Ti
3620
RTX3080
3341
RTX3070Ti
3040
RTX3060Ti
2988
RTX3060
2703
RTX2060Super
2282

>ドスパラ公式サイト Geforce ベンチマーク比較表

CPU性能


CPUには8コア16スレッドのCore i7-10700Fが搭載されています。現在のグラフィックカードの表で見ると下の方のランクですが、Mayaでのレンダリングにブレンダーでのレンダリングにも問題なく使えて価格が安くて使いやすいのが特徴です。

下の方のパーツだったら性能が悪いのかな?と思いますが、その1個上のランクのCPU Core i9-9900Kが搭載されているパソコンは2018年の12月に税込み30万円近い値段を払って当時は上位機種だったので過去に購入しました。多少性能は下がりますがCore i7-10700Fも現在だと値段が安いCPUに見えますが十分使えるCPUなんです。

また、Core i7-10700には、Fが付いてるものと付いてないCPUがあります。
違いはCore i7-10700には内蔵GPUのIntel UHD630が搭載されていますが、Fがあるモデルには内蔵GPUのIntel UHD630が搭載されいませんが他の性能は全て同じとなっています。

今回使っているraytrek XV-CにはグラフィックカードのRTX3060が搭載されているのでGPUが非搭載でも全く問題なく使う事が出来ます。

型番 コア数(スレッド数) 性能
Core i9-11900K 8(16)
5150
Core i7-11700K 8(16)
5050
Core i9-11900KF 8(16)
4960
Core i9-10900K 10(20)
4820
Core i7-11700KF 8(16)
4780
Core i9-10900X 10(20)
4630
Core i7-10700K 8(16)
3960
Core i9-9900K(2018年12月には性能が良かったCPU) 8(16)
3770
Core i7-10700 (F) 8(16)
3500
Core i9-9900 8(16)
3450
Core i7-9700K 8
(8)
2930
Core i7-9700 8
(8)
2740

>ドスパラ公式サイト CPUベンチマーク比較表

メモリの搭載数値


複数のソフトを同時に立ち上げて快適に動作させるのに必要なのがメモリです。メモリが足りないとソフトが落ちたりしますが最初は16GB搭載されているので問題ありません。動作が不安定だと思ったら初心者でも簡単に後からメモリを増設する事が可能です。

ストレージの容量 (データ保存)


ゲームのインストールやデータ保存に必要なSSDは512GB搭載されています。現在発売されているゲームは重たい物が多くてフォートナイトだと31GB必要で、キングダムハーツⅢだと65GB、GTAⅤだと98GBと大容量な物ばかりです。

3DCGを作成する場合にも大きなテクスチャからモデルデータを保存する場合にもデータ保存容量が必要になります。512GBあれば最初は足りると思いますが、足りなくなれば後から簡単に増やせるので問題ありません。

パソコンの動作音

パソコンの動作音はネットサーフィン中は40db前後で音があまり気にならず、
V-rayベンチマークを起動しても一時的に45db前後に上がりましたが非常に静かに動作してくれました。他PCゲームのベンチマーク中やプレイ中にも大きな音が気にならなかったです。

ちなみに一般的な生活音の大きさは以下となります。

騒音計で計測した音の評価数値
冷蔵庫の音 30db
室内のエアコンの動作音 40db
室外機のエアコンの動作音 50db

MAYA arnoldのレンダリング速度

mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。

使用ソフト MAYA arnold
レンダリングサイズ 1920×1080
バイク本体のテクスチャ 2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚

レンダリング時間は29:32秒でした


過去に使ったデスクトップPC一覧表で比べると9位の速さでした。値段が安い分レンダリング速度も下がっているのが分かります。

順位 レビュー記事 MAYA レンダリング
1位 raytrek 4CZZ 6:56秒
2位 GALLERIA UA9C-R38 第12世代Core搭載 9:37秒
3位 GALLERIA ZA9R-R38 5900X Windows 11 搭載 12:33秒
4位 GALLERIA XA7C-R37T 19:00秒
5位 raytrek ZQ-A4000 14:04秒
6位 raytrek XV 20:15秒
7位 GALLERIA XA7R-67XT 21:20秒
8位 GALLERIA XA5R-67XT 5600X搭載 24:33秒
9位 GALLERIA XA5R-67XT 5600X Windows 11 搭載 31:46秒
10位 GALLERIA XA7C-R37 32:32秒
11位 raytrek Debut 38:36秒

もっとレンダリング時間を早くしたい場合は+3万 5千円追加する事で同じデータでも8分時間を短縮できるGALLERIA XA7R-67XTがオススメです。お金に余裕があって時間を短縮したい場合は候補に入れてみるといいかもしれません。実際に使った時の記事はこちらに書いています。

blenderのレンダリング速度

blenderでサンプルモデルのAgent327Barbershopをレンダリングしてみると、CPUレンダリングでは17分台で、GPUレンダリングは19分台でした。ここでも先ほどのMayaのレンダリング時間と同じくRyzen7 3700Xが搭載されているGALLERIA XA7R-67XTのCPUレンダリングは13分台と速い事が分かります。

blenderを使ったレンダリング速度
CPUレンダリング/17:44秒 GPUレンダリング/19:55秒

V-rayのベンチマーク数値

CPUレンダリングは01:53秒、GPUレンダリングは00:52秒でした。

CPU 01:53
GPU 00:52

CINEBENCH R15のベンチマーク数値


CINEBENCH R15のベンチマークはOpenGLが129.27fpsでCPUは1105cbでした。

OpenGL 129.27fps
CPU 1105cb

CINEBENCH R20のベンチマーク数値


CINEBENCH R20のベンチマーク結果は2654ptsです。

CPU 2654pts

サブスタンスペインターも動作確認済み

リアルタイムペイントソフトのサブスタンスペインターも動作確認済みです

フォトショップの処理能力

フォトショップを使って6000x4000pxの写真に「ぼかし放射状」を最高画質で適用すると約12.75秒で処理が完了しました。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。


フォトショップを使用したぼかし放射状では一変してRyzen7 3700XよりもCore i7-10700Fの方が3秒ほど早い結果となりました。フォトショップを主に使う人にはraytrek XV-Cで十分快適に操作できる事が分かります。

CPU 時間 レビューPC
Ryzen 9 3900X 8.55秒 ガレリア ZA9R-R70S RTX2070Super搭載
Core i9-10900K 9.83秒〜11.50秒 GALLERIA-ZA9C-R80T
Core i7-11700 10.75秒 GALLERIA XA7C-R37
Core i7-10700 12.48秒 ガレリア  XA7C-R70S
Core i7-10700F 12.75秒 raytrek XV-C
Core i7-9700 13.42秒 raytrek MX
Ryzen 7 3700X 16.02秒 GALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデル

ゲームのベンチマーク結果  / 軽いゲーム

軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークはグラフィック設定を「最高品質」で、解像度を「1920×1080」でスタートすると、すごく快適でスコアが21004で快適に動作する事が出来ました。

ドラゴンクエストⅩ 21004

ゲームのベンチマーク結果  / 中程度のゲーム

フォートナイトをプレイすると118FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。

フォートナイト 118FPS〜

APEXではFPS数値が常時60前後を表示してくれて快適に動作しました。

APEX 60FPS

ゲームのベンチマーク結果  / 重たいゲーム

高画質で重たい処理のFF15のベンチマークは最高設定の「高品質」「4Kサイズ」でベンチマークを測定してみると3634で評価は普通で重たいゲームもサクサクプレイする事が可能な事が分かりました。


GTA5のベンチマークを測ると常時60FPS前後で快適に表示されました。

GTA5ベンチマーク 60FPS~

オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)はグラフィック設定を全てウルトラにしてもFPS数値が170FPS前後と高い数値が出て快適にプレイ出来ました。久しぶりのドン勝美味しかったです。

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG) 170FPS~

サイバーパンク2077はグラフィックを全て一番高い設定にしてレイトレーシングをオンにしても40FPS前後で動作する事が可能でしたが、より快適に動作したいならレイトレーシングをオフにしてプレイする必要があります。

サイバーパンク2077 49FPS~

raytrek XV-Cの評価

ドスパラ公式サイト raytrek XV-C

学生さんやこれからPCゲームを楽しみたい人におすすめ出来る1台です!

raytrek XV-CはCPUはコスパが良く性能もそこそこ良いi7-10700Fに、ハイエンドゲームまで楽しめるRTX3060が搭載されているので、重たい処理まで使えて満足度の高いパソコンとなっていました。起動中も静かで作業に集中できるのも良かったです。

ただ、せっかくならもっと良いパソコンの性能はどうなの?と思っている人の為に以前使った20万円台のパソコンGALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデルと比較してみると、ハードディスク容量は2倍になり、CPUはRyzenでグラフィックカードはRadeonのおかげでレンダリング時間は短縮されFPS数値もアップする結果となっていました。そして同じデータをレンダリングしたらmayaだと8分近い時間差があったので、お金に余裕のある人は+3万5千円払ってでもGALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデルを購入する価値がありましたので、予算と使い方によってどちらのパソコンが欲しいのか比較しながら参考にしてみてください。

パソコンの名前 raytrek XV-C GALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデル
デザイン
今回使ったパソコン レビュー記事はこちら
値段(詳しくは公式サイト参照) 169,980円 204,980円
Mayaレンダリング時間(CPU) 29:32秒 21:20秒
Blenderレンダリング時間(CPU) 17:44秒 13:13秒
フォトショップフィルター処理 12.75秒 16.02秒
ドラクエ10ベンチマーク高品質 21004 12203
FF15ベンチマーク 高品質 3634 4780
メモリ 16GB 16GB
ストレージ 512GBSSD 1TBSSD
CPU Core i7-10700F Ryzen 7 3700X
GPU RTX 3060 Radeon RX 6700 XT

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