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GALLERIA XA7C-R37T実機レビュー 28万円台パソコンを使ってみました。

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今回はドスパラさんよりGALLERIA XA7C-R37Tをお借りしました。実際に使ってみた感想としては、お金に余裕があって性能が良くハイエンドゲームから3DCG作業などのUE5での動作やMaya、Blenderでのレンダリング関係も速く終わってくれるオールラウンダーパソコンを探してる人に使える性能となっていました。

まだまだ半導体不足や円安の影響からCPUの値段がこれから上がるという話もある中、この値段と性能は頑張っている価格帯だと思います!今はこの値段でも来週にはまた値上がっている可能性もあるので、予算30万円以内でパソコンを探しているんだったらオススメ出来る1台となっています。

こんな人にオススメ

3DCGやゲームなど全ての事を快適に楽しみたい人

プロとしてCGデザイナーになりたい人

 予算30万円以内で良いパソコンを探している人

今回お借りしたのはこちらのパソコンです。

機種名 GALLERIA XA7C-R37T
CPU Core i7-12700
グラフィックス GeForce RTX 3070 Ti 8GB GDDR6X
メモリー 16GB
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD
値段 284,980
(詳しくは公式HPを確認してください)

GALLERIA XA7C-R37Tのデザイン

本体サイズは大きくて、高さ480mm、幅220mm、奥行き440mm 重量は14kgあるので箱から出す時に少し重たさを感じます。正面と天面はマットブラックでサイド面はシルバーパーツです。部分的にダイヤカットされてPC内部に熱がこもらないようになっています。また前面の縁はLEDライトで自由に色を変更する事が可能でゲーミングPCといったかっこいいデザインになっています。

本体のデザイン

画像クリックで拡大します

上面もダイヤカットされたパンチングの穴のおかげで熱が逃げやすい工夫がされています。

真横から見た本体のデザイン

左面は電源を入れるとグラフィックカードの発光が見えるように作られています。

正面・後ろの端子

正面にはオーディオ入出力、USB3.2×4(Type A)、電源がついています。

USB部分はPC形状が斜めになっているので抜き差ししやすく上部にあるので、外付けハードディスクやヘッドホンをパソコンの上に置いておくのにも便利です。

背面にはUSB 3.2 GEN1 ×2、USB 2.0 ×2 、USB 3.2 GEN2(Type-C) ×1、USB 3.2 GEN1 ×1、USB 3.2 GEN2(Type-A) ×2、オーディオ入出力が付いていて、モニターを繋げるにはDisplay Portx3、HDMIx1が付いています。

GALLERIA XA7C-R37Tのパーツ構成と性能

ネジ2つを外す事で簡単に扉を開ける事が出来て、配線が綺麗にまとめられているのが確認出来ます。

グラフィックカードはRTX3070Tiが搭載

グラフィックカードはGeforce RTX3070Tiが搭載されています。現在発売されているハイエンドゲームもプレイしてみましたが高グラフィックで問題なくサクサク動作してくれる上に、3DCGのレンダリング速度も速くて満足する性能を出してくれました。

型番 性能
RTX3090
3673
RTX3080Ti
3620
RTX3080
3341
RTX3070Ti
3040
RTX3060Ti
2988
RTX3060
2703

※当ページで計測を行った実測値です。
※その他のグラボとの比較はドスパラ公式サイトをご確認下さい。

 

ベンチマークで有名な3DMARKを使ってみるとTIME SPYのスコアは13742、グラフィックスコアは14465で高い数値を出しています。

CPUはCore i7-12700が搭載

CPUにはCore i7-12700が使われています。MayaやBlenderを使ったレンダリングは快適でフォトショップのフィルター処理も直ぐに終わったりと3Dだけではなくイラストを描いたりする場合でも違いを感じれる性能となっています。またCPUクーラーにはDEEP COOL社製が搭載されているので静かに作業する事が出来ます。

型番 コア数(スレッド数) 性能
Core i9-12900K 16(24)
7925
Core i9-12900KF 16(24)
7925
Core i7-12700 12(20)
6344
Core i9-11900K 8(16)
5150
Core i7-11700K 8(16)
5050

ドスパラ公式サイト CPUベンチマーク比較表

3DMARKでCPU数値を測ってみると最大スレッド数値が8273となりました。

メモリは16GB搭載

メモリは多ければ複数のソフトを同時に使っても快適に動作してくれる役割を果たしてくれます。初期搭載の16GBでも十分動作してくれますが、もっと快適に処理したい場合は32GBにする事で快適に操作します。

ストレージは1TB搭載 

ゲームのインストールやデータ保存に必要なストレージは初期状態だとSSDが1TBあります。1TBがどれだけの量かというと、1TBは1000GBです。

人気のゲームをインストールしようとするとフォートナイトは31GB必要で、キングダムハーツⅢだと65GBGTAⅤだと98GBと大容量必要になる物ばかりなので多くのゲームをインストールしたり、3DCG制作ではモデルやテクスチャなどのデータ容量が増えれば必要な容量が多くなりますが、足りなければ後から増設出来るスペースが確保されているので簡単に増やす事が可能なのでまずは1TBあれば問題ありません。

リジッドカードサポートでしっかりパソコンが固定されています

RTX3070 Ti以上の高価なグラフィックカードが搭載されているパソコンは輸送中の脱落やたわみによる接触不良を起こさないように「リッジドカードサポート」と呼ばれる大型ステーでしっかりグラフィックカードを固定してくれる工夫がされています。パソコンは高い買い物ですが、万が一の地震などでもしっかり固定してくれる効果があります。

パソコンの動作音

パソコンの動作音は重たい処理でも非常に静かです。

V-rayベンチマークを起動しても一瞬40dbが出ましたが、その後は40db以下で非常に静かでした。ベンチマーク以外に負荷の掛かる高画質なゲームをプレイしても、MayaやUE5を起動しても大きすぎる音が出る事がありませんでした。非常に静かで作業に集中する事が出来るパソコンです。

ちなみに一般的な生活音の大きさは以下となります。

騒音計で計測した音の評価数値
冷蔵庫の音 30db
室内のエアコンの動作音 40db
室外機のエアコンの動作音 50db

MAYA arnoldのレンダリング速度


mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。

使用ソフト MAYA arnold
レンダリングサイズ 1920×1080
バイク本体のテクスチャ 2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚

レンダリング時間は19:00秒でした。


過去に使用したパソコンとレンダリング時間を比較すると3番目に速い結果です

1位のパソコンとは2倍程度の差が出ていますが、1位のパソコンはより良いCPUが搭載されているのでその分値段が高くなっています。将来プロとしてCGデザイナーとして働くのであれば上位のパソコンを買うのもありですが、趣味でゲームやCGを触ってみたい人であれば今回紹介しているGALLERIA XA7C-R37Tでも十分満足できる性能です。高すぎるパソコンを買っても結局そこまで重たい処理をする必要がないのであれば、性能を使いきれないので買ったけど意味が無い結果となります。

blenderのレンダリング速度

blenderを使ったレンダリング速度
CPUレンダリング/02:57:93秒

blenderでサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみたら、CPUレンダリングは2分57秒でした。過去に使用したCPUだとCorei9-12900K搭載モデルだと1分30秒と半分の時間で終わるのでもっとレンダリング時間を短くしたい人は上位のCPUを使ってみるのも1つの手です。

Core i9-12900K 1分30秒
Ryzen 9 5900X 1分52秒
Core i7-12700 2分57秒
Ryzen 5 5600X 3分51秒
GPUレンダリング/03:09:65秒

RTX 3070 Tiを使用したGPUレンダリングは3分9秒台でした。

Vray ベンチマーク数値

VrayベンチマークはCPU、GPUどちらも1分以内に終わって速い数値が出ています。

CPU 00:54
GPU 00:27

CINEBENCH R15のベンチマーク数値

こちらも上位の数値が出ているので中々速い事が分かります。

OpenGL 212.22fps
CPU 2270cb

Cinebench Release 20のベンチマーク数値

CINEBENCHのCPU数値はベンチマークに表示されるランキングだと上位4番目の結果なので、他パーツと比べても使える性能なのが分かります。

CPU 5518pts

サブスタンス ペインターも動作確認済み

テクスチャペイントソフトのサブスタンスペインターでシミュレーションペイントする機能を使用してみましたが、重たさを感じずに問題なく動作確認出来ました。

UE5も動作確認済み

UE5をインストールしてThe Matrix Awakensのデモ背景シーンを読み込んでみましたが問題なく表示されました。65FPS数値が出て重さを感じずにシーンを移動する事も出来ました。

フォトショップの処理能力

フォトショップを使って6000x4000pxの写真に「ぼかし放射状」を最高画質で適用すると約6.56秒と素早くフィルター処理が終わりました。フィルター処理などを多用したりイラストやレタッチをする場合にも使える性能なのが分かります。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。

CPU 時間
Core i9-12900K 4.96秒
Core i7-12700 6.56秒
Ryzen 9 5900X 7.13秒
Ryzen 9 3900X 8.55秒
Core i9-10900K 9.83秒〜11.50秒

ゲームのベンチマーク結果

軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質で、評価はすごく快適、スコアが25029と快適に動作する事が出来ました。

ドラゴンクエストⅩ 25029

フォートナイトをプレイすると153FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。

フォートナイト 153FPS〜

APEXではFPSの上限設定をしていない状態で常時60前後を表示してくれて快適に動作しました。

APEX 60FPS

GTA5のベンチマークを測ると60FPS前後で快適に表示されました。

GTA5ベンチマーク 60FPS~

FF15のベンチマークでは高品質の3840×2160サイズで計測するとスコアが6199でサクサク動作する快適表示されました。FF15のベンチマークで快適表示は中々されないのでグラフィックカードの性能が良い事が分かります。

FF15 6199

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)はグラフィック数値を全てウルトラにしてもFPS数値が207前後出て快適にプレイする事が出来ました。

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG) 207FPS~

PC性能を要求されるサイバーパンク2077はレイトレーシングをオンにしても67FPSとサクサク快適に動作してくれました。

サイバーパンク2077 67FPS

GALLERIA XA7C-R37Tの総評


ドスパラ公式サイト GALLERIA XA7C-R37T

30万円以内で予算を考えてる人にオススメ出来る内容のパソコンです!

何をやるかにもよりますが、MayaにBlender、サブスタンスペインターにフォトショップを使いUE5に組み込んだり、ハイエンドゲームをプレイして楽しみたい人には不自由なく快適に動作できるパソコンでした!予算の都合もあると思いますが、10万円台のPCでは性能も低くなりFPS数値も出なくなってきますが、どのソフトも快適動作で安心できるパソコンを購入したいと思っている人にはオススメできる1台となっています!値段こそ高いですが買って後悔しない性能でドスパラの口コミも星4.75と高い数値を出しています。

値段はその時の情勢により更新される事があるので、詳しくはドスパラ公式サイトよりチェックしてみてください。

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【PC購入】ドスパラのPCを48回払いでネット通販で注文する手順を1から詳しく書きました

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ドスパラPCは神奈川県で製造されていて、配送には「ヤマト運輸」を採用しているので「翌日出荷」と記載されているパソコンは明後日到着します。また金曜日に注文したとしても、土曜日に発送して日曜日に到着します!配送がとにかく早くて実際に2019年2023年に注文したら直ぐに到着しました。

ドスパラPCは過去に2度購入しています。

ドスパラPCは2019年と2023年と2度実費購入していますが、初期不良もなく全く問題なく使用できているのでオススメ出来るBTOメーカーです!(記事にはしていませんがその昔にも購入経験があり合計3回です)2019年には分割払いで購入した時の購入方法も記載しているので参考にしてみてください。

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