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raytrek ZQ-A4000 38万円台クリエイター向けパソコン実機レビュー

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今回はドスパラさんより38万円台のクリエイター向けパソコンraytrek ZQ-A4000をお借りしました。主な搭載パーツはCore i7-12700KにCPUファンには水冷ユニットが付属していて、グラフィックカードにはQuadro RTX4000の新しいモデルであるRTX A4000のCGやCAD向けのハイエンドパーツが使われているので、レンダリング速度もゲームのFPS数値も高くて快適に動作する事が出来ました。

また、ページ最後にはガレリアブランドの30万円台パソコンと性能も比較して、どちらのパソコンがお買い得なのか参考にしてみてください。

今回借りたのはこちらのパソコンです

機種名 raytrek ZQ-A4000
CPU Core i7-12700K
グラフィックス  RTX A4000 16GB
メモリー 32GB
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD
値段 389,980円(税込)
(詳しくは公式HPを確認してください)

raytrek ZQ-A4000のデザイン

ボディ全体はマットブラックでシンプルなデザインなので置き場所を選びません。パソコンのサイズは幅207mm、奥行き509mm、高さ440mmと少し大きく感じますが、内部のパーツを増設したり取り替えたりしやすくなっています。

画像クリックで拡大します

真横から見た本体のデザイン

本体左面にはパンチングが開いているので熱が逃げやすい構造になっています。

パソコン上面のファン部分にも無数の穴があいているので熱の逃げ道がしっかり作られていますが、間違ってもパソコンの上に飲み物など置かない様に注意してください。

正面・後ろの端子

正面にはDVDスーパーマルチドライブ、USB3.0x2、カードリーダー、電源、オーディオ入出力が付いています

カードリーダーでの読み込みは非常に早くて、sonyのα7Ⅲで6000x4000pxで撮影した写真のSDカードを差し込んでスクロールしてみても読み込みに時間が掛からず瞬時に表示してくれるのでストレスが一切ありません。写真撮影が趣味でカードリーダーを頻繁に使う人には欠かせない部分だと思います。


USB端子が本体上部に付いてるので外付けHDDなど繋げやすいのもメリットです。

背面にはUSB2.0x2、Type-Cx1、USB3.2×1、USB3.2X2、LANx1、オーディオ入出力が付いています。モニター接続には、Displayportx4が付いているので、複数のモニターで快適に作業する事が可能です。

raytrek ZQ-A4000のパーツ構成と性能

グラフィックカードの性能

グラフィックカードにはRTX A4000が搭載されています。プロ向けの製品でありながら本体は薄くてコンパクトな作りとなっています。
3DMARKでベンチマーク数値を測ってみるとTIME SPYのスコアは11454でした。これは過去に測った数値だとRTX3080で14611スコアで、RTX3060だと8578スコアだったので、その中間位置の性能となります。

CPU性能

CPUには2021年11月に発売された3.6GHzで12コア20スレッドのCore i7-12700Kが搭載されています。現在のCPUの表で見ると上位のパーツで実際にレンダリング速度は速くてゲームでも高い数値を出してくれました。CPUクーラーには水冷ユニットのAsetekが搭載されて負荷がかからないように構成されています。

型番 コア数(スレッド数) 性能
Core i9-12900K 16(24)
7925
Core i7-12700K 12(20)
6476
Core i7-12700 12(20)
6476
Core i9-11900K 8(16)
5150
Core i7-11700K 8(16)
5050
Core i9-11900KF 8(16)
4960
Core i9-10900K 10(20)
4820
Core i7-11700KF 8(16)
4780
Core i7-11700F 8(16)
4200
Core i7-10700K 8(16)
3960
Core i9-9900K 8(16)
3770
Core i7-10700 (F) 8(16)
3500
Core i9-9900 8(16)
3450
Core i7-9700K 8
(8)
2930
Core i7-9700 8
(8)
2740

ドスパラ公式サイト CPUベンチマーク比較表

3DMARKでCPU数値を測ってみるとMax Threadsの数値は10100となりました。

メモリの搭載数値

メモリは最初から32GB搭載されているのでフォトショップや3DCGソフトなど複数のソフトを同時に立ち上げても快適に作業する事が出来るようになっています。

ストレージの容量 (データ保存)

ゲームのインストールやデータ保存に必要なSSDは1TB搭載されています。現在発売されているゲームは重たい物が多くてフォートナイトだと31GB必要で、キングダムハーツⅢだと65GB、GTAⅤだと98GBと大容量な物ばかりですが、1TB搭載されていればまずは問題ありません。

パソコンの動作音

パソコンの動作音は基本的に48db前後で標準的なパソコンの音ですが、Vrayベンチマークを起動してみると一時的に55dbとかなり大きな音となりました。またMayaのArnoldでのレンダリング中には騒音の中にカリカリっとした音が混じっていたりと過去に触ったパソコンの中で体感的にも騒音レベルが高い部類に入ると感じました。

ちなみに一般的な生活音の大きさは以下となります。

騒音計で計測した音の評価数値
冷蔵庫の音 30db
室内のエアコンの動作音 40db
室外機のエアコンの動作音 50db

MAYA arnoldのレンダリング速度

mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。

使用ソフト MAYA arnold
レンダリングサイズ 1920×1080
バイク本体のテクスチャ 2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚

レンダリング時間は14:04秒でした。


過去に使用したパソコンと比較すると2位の早さとかなり数値が高い事が分かります。
1位のRyzen9 5900X搭載パソコンは12:33秒だったので、Ryzen搭載パソコンの方が早い結果となります。気になる人は使ったレビュー記事をこちらから参考にしてみてください。

blenderのレンダリング速度

blenderでサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみましたが、CPUレンダリングは1分54秒で、GPUレンダリングも1分55秒台と早くレンダリングが終わりました。

blenderを使ったレンダリング速度
CPUレンダリング/01:54:43秒
GPUレンダリング/01:55:48秒

Vray ベンチマーク数値

CPU 00:42
GPU 00:35

CINEBENCH R15のベンチマーク数値

OpenGL 234.11fps
CPU 2974cb
CPU 6367pts

サブスタンス ペインターも動作確認済み

テクスチャペイントソフトのサブスタンスペインターでシミュレーションでペイントする機能を使用してみましたが、問題なく動作確認出来ました。

フォトショップの処理能力

フォトショップを使って6000x4000pxの写真に「ぼかし放射状」を最高画質で適用すると約6.21秒で処理が完了しました。現在使用したCPUだと上位2位の早さです。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。

CPU 時間
Core i9-12900K 4.96秒
Core i7-12700K 6.21秒
Ryzen 9 5900X 7.13秒
Ryzen 9 3900X 8.55秒
Core i9-10900K 9.83秒〜11.50秒
Core i7-11700 10.75秒
Core i7-10700 12.48秒
Ryzen 5 5600X 12.78秒
Core i7-9700 13.42秒
Ryzen 7 3700X 16.02秒

ゲームのベンチマーク結果  / 軽いゲーム

軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが24889と快適に動作する事が出来ました。

ドラゴンクエストⅩ 24889

フォートナイトをプレイすると60FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。

フォートナイト 60FPS〜

GTA5のベンチマークを測ると188FPS前後で快適に表示されました。

GTA5ベンチマーク 60FPS~

ゲームのベンチマーク結果  / 重たいゲーム

FF15のベンチマークでは高品質の3840×2160サイズで計測するとスコアが4697でやや快適表示されました。問題なく高画質でプレイする事が出来ます。

FF15 4697

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)はグラフィック数値を全てウルトラにしてもFPS数値が241前後出て快適にプレイする事が出来ました。

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG) 241FPS~

PC性能を要求されるサイバーパンク2077はレイトレーシングをオンにしても93FPS前後とサクサク快適に動作してくれました。

サイバーパンク2077 93FPS

raytrek ZQ-A4000の総評

ドスパラ公式サイト raytrek ZQ-A4000

過去に使ったGALLERIA ZA9R-R38 5900X パソコンの方が値段も安く性能も高い!

今回使ったパソコンも何不自由なく悪くありませんが、以前使ったガレリアパソコンのGALLERIA ZA9R-R38 5900Xと比較すると、値段も安い上に性能的にもレンダリング時間も短くゲームのFPS数値も高いので今回使ったパソコンより、GALLERIA ZA9R-R38 5900Xの方がお買い得な事が分かります。

 

パソコンの名前 GALLERIA ZA9R-R38 5900X Windows 11 搭載 raytrek ZQ-A4000
デザイン
レビュー記事はこちら 今回使ったパソコン
値段(詳しくは公式サイト参照) 369,980円 389,980円
Mayaレンダリング時間(CPU) 12分33秒 14:04秒
フォトショップフィルター処理 7.13秒 6.21秒
ドラクエ10ベンチマーク高品質 24839 24889
FF15 7004 4697
メモリ 16GB 32GB
ストレージ 1TBSSD 1TBSSD
CPU Ryzen9 5900X Core i7-12700K
グラフィックカード RTX3080 RTX A4000

CPU性能でもレンダリング時間が早く、グラフィックカードでも性能が上なのでベンチマーク数値の性能はFF15の方が高い数値が出ているのが分かります。

PC使用中の騒音もカリッとしたような音も出なくて静かでした。

値段が369,980円と値段が安いのでGALLERIA ZA9R-R38 5900Xの方がお買い得な事が分かります。GALLERIA ZA9R-R38 5900Xを実際に使った記事はこちらより参考にしてみてください。

ただ、今回の検証では現れてこなかったですが、OpenGLに特化したソフトやGPUメモリが必要とする作業はA4000が得意とする内容なのでそんな人はraytrek ZQ-A4000も候補に入れてみてはどうでしょうか。

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