趣味で3DCGを触ってみたい人向け！11万円台パソコン！GALLERIA DTは3DCG操作とゲームに使えるか？！実機レビュー

 

 

 

値段が11万円と現状発売されているPCの中ではかなり安いですが、アーノルドでのレンダリングは遅くてゲームも高スペックでプレイするのは不可能でした。

しかし、グラフィック性能を落とせばゲームはプレイ出来るし、「3DCGってどんな事が出来るんだろう？趣味ではじめてみたいな」と思っている人であればMAYAも操作出来るので、予算が10万円ぐらいしか出せない人にはうってつけのPCです。

プロを目指しているならもう少し良いグラボとCPUパソコンを選んだほうがいいですが、初心者の人には満足できるパソコンなのが分かりましたよ。

GALLERIA DTモデルの目次

 

 

今回借りたのはこちらのパソコンです。

 

公式サイトGALLERIA DT

 

しっかり発泡スチロールで梱包されて到着。

 

 

上下でしっかり固定されています。

 

 

GALLERIA DTのデザイン

 

GALLERIAシリーズの中でも一回り小さくて一人暮らしの狭い6畳部屋でも極力場所を取りません。

 

 

左面にはパンチングで穴が無数に空いており熱がこもらないようになっています。

 

 

しかし、反対側は穴が空いておらず、

 

 

底面も穴はありません。

 

パソコンの端子

 

正面ボディの端子はUSB3.1×2 オーディオ入出力、カードリーダー、

 

 

背面端子は、

 

 

HDMIx１、Displayportx1 、古いモニターも付けれるDVI-Dがついています。DVI-Dは個人的に嬉しいですね。

 

 

 

GALLERIA DTの中身

 

プラスドライバーを使うと簡単にパネルを外せます。

 

 

グラフィックカードはPALITのGTX1660Tiが搭載。

 

 

CPUクーラーにはDEEP COOL社製品が設置されているので、負荷の掛かるゲーム中もそこまでうるさくなりません。

 

 

メモリは4GBx2枚セットでスロットが２つしかありません。メモリが少ないと複数のソフトを同時に起動できないのでここは16GBに変更したいです。

 

 

データを保存出来るHDDは1TBにパソコンの起動やデータ保存が早くなるSSDは240GBあるのでここは初期状態で問題ありません。

 

 

電源ユニットには80PLUSのBRONZEが使われています。

 

 

パソコンの性能

 

GALLERIA DTの性能
CPU	Core i5-9400K
グラフィックス	GeForce GTX1660Ti 6GB
メモリー	8GB
ストレージ	240GB SSD / 1TB HDD
通信機能	LAN

 

グラフィックカードがGTX1660Tiなのは問題ありませんが、CPU性能が少し悪いのが気になりますね..。

 

実際にMAYA、ブレンダー、サブスタンスペインター、マーベラスデザイナーを操作してみました。

 

 

MAYAを使ってアーノルドでのレンダリング結果は82:59秒と出ました。

 

 

過去に使ったパソコンと比較するとCPU性能が悪い事から18位となりました。

 

 

見てみると、１万円安い上に17位でRyzen搭載のGALLERIA RT5の方が速度が早い事が分かります。僕がRT5を使ってみたレビューではGTX1060搭載モデルしか使ったことがありませんが、このRyzen搭載モデルは現在GTX1660が搭載されているのでGALLERIA RT5を買ったほうがお得だと思います。

 

ディスプレイスメントが追加されたサブスタンスペイターも動作確認済み

 

 

マーベラスデザイナーもしっかり動きました。

 

 

アンリアルエンジンも動作確認できました。

 

 

ブレンダーは公式サイトからダウンロード出来るBMWをレンダリングしてみたら7:45秒という結果です。

 

 

V-rayのベンチマークを起動するとCPUは2:25秒、GPUだと01:48秒という結果。

 

 

CINEBENCHをつかってのベンチマークを測ってみたらOpenGLが115.44fpsのCPUが935cbでした。

 

 

ゲームのベンチマーク結果

 

ドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが18374

 

 

FF15のベンチマークは標準品質の1920×1080だと、スコアが8833で快適

 

 

高品質の3840×2160だとスコアが2716でやや重いと表示されてゲームプレイが困難なのが分かります。

 

 

PUBGでは全てをウルトラ設定にしてもFPS数値が80~90前後でプレイ可能。

 

 

VRがプレイ出来るか調べるベンチマークソフトでは高評価のレディ最高数値が出ました。

 

GALLERIA DTの口コミ

 

2019年5月現在GALLERIA ZTの口コミはまだありませんでした。

GALLERIA DTの評価

 

ドスパラ公式サイト　GALLERIA DT

値段が安いので大丈夫かな？と思いましたが、CPU性能こそあまり良くないものの、その分グラフィックカードにGTX1660Ti搭載しており、よほど重たい処理をしなければCG操作も出来るし、ゲームもプレイするのに問題ないのでとりあえず初めての入門機としては十分使う事が出来るので初心者の人にオススメの１台です。

16万円のパソコンと比較

ドスパラ公式サイト	GALLERIA ZV	GALLERIA DT
	使ったレビュー記事	今回使ったパソコン
値段	159,980円	109,980円
MAYA レンダリング速度	54:43秒	82:59秒
ドラクエ10ベンチマーク高品質	スコア21819	スコア18374
FF15ベンチマーク 高品質	スコア3237	スコア2716
PUBG 画質ウルトラ FPS数値	100~120FPS	80~90FPS
グラフィックカード	GTX2060	GTX1660Ti
CPU	Core i7-9700K	Core i5-9400K
メモリ	16GB	8GB

 

試しに以前レビュー記事を書いた16万円で購入出来るパソコンと比較してみたら、レンダリング時間やFPS数値に差こそありますが、操作ができない程ではない事が分かります。

本格的にCG学校に通って勉強したり、性能がそこそこ良いパソコンがほしいのであればGALLERIA ZVを買うべきですが、趣味で遊んでみたい程度なら値段の高いパソコンを買わなくてもGALLERIA DTで十分操作出来る事が分かりました。

ただし、アーノルドのレンダリング速度表で見た通り、CPUがRyzen搭載モデルで現在GTX1660が搭載されているGALLERIA RT5の方がレンダリング速度が速くて１万円安いので断然お得です。GALLERIA DTを買おうと思っているならGALLERIA RT5も候補に入れてみてはどうでしょうか？

詳しくはドスパラ公式サイトよりチェックしてみてください。

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