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GALLERIA XA5R-67XT 5600X 20万円パソコン実機レビュー

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今回はドスパラさんよりCPUには6コア12スレッドのRyzen5 5600Xが搭載され、グラフィックカードには2021年に発売されたRadeon RX 6700 XT 12GBが搭載されたデスクトップパソコンのGALLERIA XA5R-67XT 5600X Windows 11 搭載をお借りしたので実機レビューしました。

3DCGのレンダリングも早く、ハイエンドゲームもサクサク使えて予算が20万円以内のパソコンが欲しい人には使える1台となっていました。

今回借りたのはこちらのパソコンです

機種名 GALLERIA XA5R-67XT 5600X Windows 11 搭載
CPU Ryzen 5 5600X
グラフィックス Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6
メモリー 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
値段 204,980円
(詳しくは公式HPを確認してください)

GALLERIA XA5R-67XT 5600Xのデザイン

本体は大きくサイズは高さ480mm、幅220mm、奥行き440mmです。正面と上面の黒いパーツ部分はマット調の黒で正面のLEDの発光を分かりやすくしています。サイド面はシルバーパーツで所々にダイヤカットされたパンチングが開けられて熱の逃げ道が作られています。

斜め上から見た本体のデザイン

画像クリックで拡大します

真横から見た本体のデザイン

左面は電源を入れるとグラフィックカードの発光が見えるように作られています。

上面もダイヤカットされたパンチングの穴のおかげで熱が逃げやすい工夫がされています。

正面・後ろの端子



正面にはオーディオ入出力、USB3.2×4、電源がついています。


斜めになっているので抜き差ししやすく上部にあるので外付けハードディスクやヘッドホンをパソコンの上に置く事も可能です。


背面にはUSB3.1×6、LANx1、オーディオ入出力が付いていて、デュアルディスプレイ用にモニターを増やしたり、液晶タブレットを接続する用にDisplay Portx3、HDMIx1が付いています。

GALLERIA XA5R-67XT 5600Xのパーツ構成と性能

グラフィックカードの性能

ゲームのプレイやアンリアルエンジンなどのリアルタイム系ソフトやCGソフトのレンダリングに必要となるグラフィックカードにはRyzenで有名な会社AMDが2021年3月に発売したRadeon RX 6700 XTが搭載されています。

ほとんどのゲームは快適に操作できましたが、サイバーパンク2077ではレイトレーシングを使うと30FPS未満となりプレイが不可能なぐらい遅くなりましたが、レイトレーシングを切ると60FPS前後出て快適にプレイ可能になりました。

型番 性能
RX 6900 XT
3633
RX 6800 XT
3249
RX 6800
2880
RX 6700 XT
2540
RX 5700 XT
2311

参考ドスパラGPU性能比較表

ベンチマークで有名な3DMARKを使ってみるとTIME SPYのスコアは10825、グラフィックスコアは11870となりました。

CPU性能

CPU性能には6コア12スレッドでベースクロック数が3.70GhzのRyzen 5 5600Xが搭載されています。CPUレンダリングをしてみるとMayaとBlenderのレンダリング速度は早くて快適に動作しました。

型番 コア数(スレッド数) 性能
Ryzen9 3950X 16(32)
3789
Ryzen9  3900X 12(24)
3411
Ryzen7 3800X 8(16)
2584
Ryzen7 3700X 8(16)
2442
Ryzen5 5600 6(12)
2337
Ryzen5 3600 6(12)
2100
Ryzen7 2700X 8(16)
1779
Ryzen5 2600X 6(12)
1521

>>ドスパラ公式サイトRyzen ベンチマーク比較表

3DMARKでCPU数値を測ってみるとMax Threadsの数値が5698となりました。

メモリの搭載数値

複数のアプリを同時に使う時にメモリが多いと快適に動作します。16GBでも十分動作してくれますが、アプリが落ちやすい時は後から16GB増設して32GBにする事で快適に操作する事が出来るようになります。

ストレージの容量 (データ保存)


ゲームのインストールやデータ保存に必要なストレージはSSDが1TB搭載されています。SSDが搭載されているとパソコンの起動もソフトの起動も快適に操作できます。

1TBがどれだけ容量が多いかというと、1000GBで1TBです。
フォートナイトは31GB必要で、キングダムハーツⅢだと65GB、GTAⅤだと98GBと大容量必要になる物ばかりなので多くのゲームをインストールしたり、3DCG制作ではモデルやテクスチャなどのデータ容量が増えれば必要な容量が多くなりますが、最初は1TBあれば十分快適に操作する事が出来ます。

パソコンの動作音


パソコンの動作音は常時35db程でV-rayベンチマークを起動しても一瞬39db前後程になりましたが、非常に静かに動作してくれるパソコンです。

ちなみに一般的な生活音の大きさは以下となります。

騒音計で計測した音の評価数値
冷蔵庫の音 30db
室内のエアコンの動作音 40db
室外機のエアコンの動作音 50db

MAYA arnoldのレンダリング速度

mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。

使用ソフト MAYA arnold
レンダリングサイズ 1920×1080
バイク本体のテクスチャ 2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚

レンダリング時間は31:46秒でした。中々の早さです。

blenderのレンダリング速度

blenderでサンプルモデルのBMWをレンダリングしてみましたが、ソフトもしっかり起動できてCPUレンダリングは03:51秒でGPUレンダリングでは03:49秒という早さでした。

blenderを使ったレンダリング速度
CPUレンダリング/03:51秒 GPUレンダリング/03:49秒

Vray ベンチマーク数値

CPU 01:17
GPU 00:44

CINEBENCH R15のベンチマーク数値

OpenGL 222.06fps
CPU 1836cb

CINEBENCH R20のベンチマーク数値

CPU 3567pts

サブスタンス ペインターやマーベラスデザイナーも動作確認済み

テクスチャペイントソフトのサブスタンス ペインターに、洋服を作ったり出来るマーベラスデザイナーは問題なく動作確認できました。

フォトショップの処理能力

フォトショップを使って6000x4000pxの写真に「ぼかし放射状」を最高画質で適用すると約12.78秒で処理が完了しました。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。

過去に使ったパソコンと比べるとフォトショップのフィルター処理ではRyzen9 3900Xが一番早い結果となっています。

CPU 時間
Ryzen 9 3900X 8.55秒
Core i9-10900K 9.83秒〜11.50秒
Core i7-11700 10.75秒
Core i7-10700 12.48秒
Ryzen 5 5600X 12.78秒
Core i7-9700 13.42秒
Ryzen 7 3700X 16.02秒

ゲームのベンチマーク結果  / 軽いゲーム

軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが15940と快適に動作する事が出来ました。

ドラゴンクエストⅩ 15950

ゲームのベンチマーク結果  / 中程度のゲーム

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマークを計測するとスコアは21205で快適に動作しました。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ 21205

フォートナイトをプレイすると95FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。

フォートナイト 95FPS〜

APEXではFPS数値が常時60前後を表示してくれて快適に動作しました。

APEX 60FPS

GTA5のベンチマークを測ると144FPS前後で快適に表示されました。

GTA5ベンチマーク 144FPS~

ゲームのベンチマーク結果  / 重たいゲーム

オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)はグラフィック数値を全てウルトラにしてもFPS数値が135FPS前後で快適にプレイ出来ました

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG) 135FPS~

サイバーパンク2077はレイトレーシングをオンにすると30FPS前後で動作が非常に重たくなりましたが、レイトレーシングを切ると60FPS前後の高い数値でサクサク快適にプレイする事が出来ました。

サイバーパンク2077 60FPS

GALLERIA XA5R-67XT 5600X Windows 11 搭載モデルの評価

GALLERIA XA5R-67XT 5600X Windows 11 搭載

実際に購入した人のレビュー評価も高くゲームにCGにどちらも安定して使う事が出来ました。20万円の値段も納得の性能です。

Ryzen5 5600XにRadeon RX6700XTが搭載されているので、CGもハイエンドゲームもどちらも快適に動作してくれました。予算が20万円程までだったら出せると考えている人や、プロとしてこれからCGを学ぼうと思っている学生さんや、まんべんなく色々な事が出来るパソコンを求めている人にはオススメ出来る1台となっています。

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ドスパラPCは過去に2度購入しています。

ドスパラPCは2019年と2023年と2度実費購入していますが、初期不良もなく全く問題なく使用できているのでオススメ出来るBTOメーカーです!(記事にはしていませんがその昔にも購入経験があり合計3回です)2019年には分割払いで購入した時の購入方法も記載しているので参考にしてみてください。

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