以前お借りしたDAIV Z9からCPUがintel最新のcore™ i7-10700Kにアップグレードされた新生DAIV Z9をお借りすることが出来たので実機レビューさせて頂きました。以前モデルより値段が5千円安くなりよりお買い求めしやすくなったのにCPU性能はアップされている点に注目です。2020年に発売されたCPUとRTX2070SUPERが搭載されているおかげで3DCGもゲームも安定して使えるプロ向けモデルとなっていました。
今回借りたのはこちらのパソコンです。
機種名 | マウスコンピューター DAIV Z9 |
CPU | Core i7-10700K |
グラフィックス | GeForce RTX2070 SUPER |
メモリー | 32GB |
ストレージ | 512G SSD / 2TB HDD |
値段 | 239,800円~ |
DAIV Z9のセット内容
- パソコン本体
- 電源
- モニター接続用変換器
- 説明書
DAIV Z9のデザイン
黒一色のマットデザインで主張しないデザインで置き場所を選びません。使い勝手の良さとして取っ手とローラーが付いているので、持ち運びに便利な形が備わっています。
左面にはパンチングが開けられ熱が逃げれるようになっていて、右面にはDAIVのロゴがさり気なくうっすら見えます。
画像クリック拡大します | |
左面 パンチングの穴で風通しが◎ | 右面 DAIVの文字 |
斜め上から見た本体のデザイン
画像クリック拡大します | |
底面のローラー
パソコン底面には手前に持ち運びしやすい取っ手が付いていますが、後ろにローラーが付いているので力の無い人でもコロコロと持ち運びしやすい工夫がされています。
画像クリック拡大します | |
正面・後ろの端子
パソコン正面には電源、USB3.0x2、オーディオ入出力があります。
背面にはUSB3.1×2、USB3.1×3、LAN、オーディオ入出力、Displayportx3、電源x1があります。
付属の変換器
モニターの接続には最初からDisplayportとDVIを繋げれる変換器が1本ずつ付属しているので現在発売されているほとんどのモニター機種を繋げる事が可能です。
DAIV Z9のパーツ構成と性能
DAIV Z9の性能 | |
CPU | Core i7-10700K |
グラフィックス | GeForce RTX2070 SUPER |
メモリー | 32GB |
ストレージ | 2TB HDD |
通信機能 | LANポートx1 |
CPU性能
CPUには2020年5月に発売されたインテルの新CPU Core i7-10700Kが搭載されています。3.8Ghz、8コア16スレッドと性能的には上位クラスですが1つ前のCorei9-9900Kとそこまでの性能差がありません。せっかくだったら10900K以上を買ったほうが今までのPCとの差を体感出来るようになります。
型番 | コア数(スレッド数) | 性能 | |
Core i9-10980XE | 18(36) |
|
|
Core i9-10900X | 10(20) |
|
|
Core i9-10900K | 10(20) |
|
|
Core i7-10700K | 8(16) |
|
|
Core i9-9900K | 8(16) |
|
|
Core i9-9900 | 8(16) |
|
|
Core i7-9700K | 8 (8) |
|
|
Core i7-9700 | 8 (8) |
|
グラフィックカードの性能
グラフィックカードはRTX2070 SUPERが搭載されています。
キレイな映像で遅延なくゲームもサクサク動くし、3DCGではGPUレンダリングしても素早いレンダリングを可能にしてくるグラフィックカードで快適に操作する事が出来ます。
型番 | 性能 | |
RTX2080 Ti 11GB |
|
|
RTX2080 SUPER |
|
|
RTX2070 SUPER |
|
|
RTX2080 |
|
|
RTX2070 8GB |
|
|
RTX2060 Super |
|
|
RTX2060 |
|
|
GTX1660Ti SUPER |
|
|
GTX1660 |
|
|
GTX1060 |
|
メモリの搭載数値
メモリは初期状態から32GB搭載されているので、複数のアプリケーションを立ち上げで同時に編集する事の多い3DCG操作や動画のエンコードもサクサク動いて快適に動作してくれます。特に調整する必要はありません。
ストレージの容量 (データ保存)
新しいソフトのインストールやデータを保存するのに必要なストレージ容量は2TBのHDDに512GBのSSDが標準搭載されてるのでデータのバックアップからパソコンの起動がサクサクで快適に操作することが出来ます。
パソコンの動作音
常時パソコンを起動している時から、パソコンに重たい処理をさせた時にどれだけファンの回転によって音がするのか測定器を使って調べてみました。
パソコン起動中は40db前後で静かに操作できますが、V-rayベンチマークを起動してレンダリングするとファンが回転して50db前後でかなり大きな音がしました。
平常時 | 40db〜 |
レンダリング中 | 〜54db |
ちなみに50db前後とは室外機のエアコンの動作音と同じぐらいの音です。
騒音計で計測した音の評価数値 | |
冷蔵庫の音 | 30db |
室内のエアコンの動作音 | 40db |
室外機のエアコンの動作音 | 50db |
MAYA arnoldのレンダリング速度
mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。
使用ソフト | MAYA arnold |
レンダリングサイズ | 1920×1080 |
バイク本体のテクスチャ | 2kサイズx90枚 |
倉庫 | 2kサイズx50枚 |
maya / arnold | 35:45秒 |
過去に使ったデスクトップPC一覧表で比べるとRyzen勢に圧倒され5位という速さです。
blenderのレンダリング速度
blenderでサンプルモデルのAgent327Barbershopをレンダリングしてみましたが、ソフトもしっかり起動できてレンダリング時間は下記となりました。CPUレンダリングの方が早い結果となっています。
blenderを使ったレンダリング速度 | |
CPUレンダリング/12分49秒 | GPUレンダリング/17分13秒 |
サブスタンス ペインターやマーベラスデザイナーも動作確認済み
テクスチャペイントソフトのサブスタンス ペインターに、洋服を作ったり出来るマーベラスデザイナーは問題なく動作確認できました。
V-rayのベンチマーク数値
CPU | 01:13 |
GPU | 01:02 |
CINEBENCH R15のベンチマーク数値
OpenGL | 127.31fps |
CPU | 1611cb |
CINEBENCH R20のベンチマーク数値
CPU | 4131pts |
フォトショップの処理能力
ぼかし放射状
フォトショップCCを使って6000x4000pxの写真にぼかしの放射状を最高画質で適用すると約13:79秒でした。
ゲームのベンチマーク結果 / 軽いゲーム
軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが23482と快適に操作出来る事が分かります。
ドラゴンクエストⅩベンチマーク | 23482 |
ゲームのベンチマーク結果 / 中程度のゲーム
中程度の処理能力を要求されるモンスターハンターも常時60FPSが表示されて快適にプレイする事ができました。
モンスターハンターワールド | 60FPS |
フォートナイトのグラフィックは最高設定でも常時100FPS前後が表示されて快適にプレイできました。
フォートナイト | 100FPS〜 |
ゲームのベンチマーク結果 / 重たいゲーム
高画質で重たい処理のFF15のベンチマークは最高設定の「高品質」「4Kサイズ」でベンチマークを測定してみるとスコアが4166で快適に動作しました。
FF15ベンチマーク | スコア 4166 |
オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegroundsはグラフィック数値を全てウルトラにすると130FPS前後で快適に動作する事が可能です。
PUBG | 130〜FPS |
GTA5のグラフィックをすべて最高設定にしベンチマークを測っても常時60FPS前後で快適に表示されました。
GTA5はぶっ飛んだお使いゲーだと思っていましたが、町並みが非常に綺麗で旅行に行けない今の自分の癒やしゲーとなっています。
GTA5ベンチマーク | 60〜FPS |
DAIV Z9の評価
マウスコンピューター公式サイト DAIV Z9
過去に使ったパソコンと比較してみると、同じCPU搭載モデルでも値段の高いQuadro搭載パソコンよりも今回使ったGeforcfe搭載モデルの方がFPS数値は高くコスパが良い事が分かりました。また14万円台のパソコンと23万台のパソコンでは搭載パーツの違いによりmayaのレンダリング速度が約2倍違う事も分かっているので、DAIV Z9がおすすめ出来るる内容です。プロから個人制作まで幅広い人に使えるパソコンなのが分かりました。
パソコンの名前 | DAIV Z7 | DAIV Z9 | DAIV Z7-QR4 |
デザイン | |||
レビュー記事はこちら | 今回使ったパソコン | レビュー記事はこちら | |
値段(詳しくは公式サイト参照) | 149,800円 | 239,800円 | 269,800円 |
MAYA レンダリング時間 | 64:02秒 | 35:45秒 | 34:24秒 |
ドラクエ10ベンチマーク高品質 | 10147 | 23482 | 20343 |
FF15ベンチマーク 高品質 | 3100 | 4166 | 3455 |
PUBG 画質ウルトラ FPS数値 | 100〜FPS | 130~FPS | 100〜FPS |
メモリ | 16GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | 2TB HDD / 256 SSD | 2TB HDD / 512SSD | 500GB SSD |
CPU | Corei7-9700 | Core i7 10700K | Core i7 10700K |
グラフィックカード | AMD Radeon RX5700 | Geforce RTX2070 SUPER | Quadro RTX4000 |
2021年4月14日まで期間限定セール開催中!
マウスコンピューターでは2021年4月14日まで最大30,000円オフの期間限定セールが開催されています。厳選された人気モデルを期間限定にお得な価格になっています。
お得に欲しかったパソコンが販売されているかもしれないのでぜひチェックしてみてください。
最大36回払い金利手数料無料
マウスコンピューターでは全てのパソコンを金利手数料無料でパソコンを分割払いする事が出来ます。
例えば10万円のパソコンを購入するなら、購入してから毎月1万円ずつ10回に別けてお金を払う事で直ぐに最新パソコンを使う事ができるお得なキャンペーン。しかも金利が0円なので利子が一切かかりません。
マウスコンピューターは365日24時間電話サポート対応
マウスコンピューターではパソコンの不具合など365日24時間電話対応してくれるので「パソコンを初めて買うから不安….」と思っている人でも追加費用なく安心して購入する事が出来ます。
公式サイトのお問い合わせページでは現在の混み具合をリアルタイムで確認する事もできるので無駄に電話してストレスを増やす事もありません。グラフを見ると夜の12時以降が比較的空いているのが分かるのでその時間帯に電話する事をお勧めします。