レンダリング速度は20万円のパソコンより速い！8万円台のパソコンGALLERIA RH5実機レビュー

 

値段が安いのに性能が良い！

今回はRyzen搭載モデルのGALLERIA RH5をドスパラさんよりお借りしましたが、安いのにゲームも3DCGも動くので初めてパソコンを買おうと思っている人の入門機としてオススメ出来るパソコンとなっていました。値段が高くて性能が良いパソコンは沢山ありますが値段が安いのに性能が良いパソコンとしてこれは使えます。

パソコンの予算は税込10万円以内と考えてる人はこれ買っておけば間違いありません。サブ機としてもいいですね。

今回借りたのはこちらのパソコンです。

公式サイト　GALLERIA RH5

GALLERIA RH5のデザイン

黒一色のシンプルデザインですが正面下が少しラウンドしています。左面はパンチで穴が空いており熱が逃げれるようになっています。

右面は穴がありません。

大きさはガレリアシリーズでは１サイズ小さくコンパクトなので机の下においても圧迫感が少なく置き場所に困らないのが特徴的。一人暮らしの部屋にちょうどいいサイズです。

正面と背面の端子

正面にはUSB3.0が2つ、SDカードリーダー、マイク入力、スピーカー出力、リセットボタン、電源ボタンが付いています。

背面にはUSB3.1×4、音声入出力、LANの他ディスプレイを繋げるDVIケーブルにHDMが付属しています。モニターの接続方法が少ないので液晶ペンタブレットを別途買って繋げようと思っている人は注意してください。

中身

ビスを外して開けると中のコードが綺麗に束ねられているのが分かります。

ゲームの画質やリアルタイム3DCGソフトの描写を左右するグラフィックカードはサイズがコンパクトなGTX1650が搭載。

CPUクーラーにはAMD純正クーラーが付属。レンダリング中も負荷の高いゲームをプレイしていてもうるさくなる事がありませんでした。本当静かです。

240GBのSSDと1TBのHDDでパソコンの起動やデータ保存をしてくれます。これだけあればとりあえず増設する必要はありません。

メモリは4GBが２枚ついています。後から増やす事ができないのでフォトショップを使いながらMAYAを使ったり同時に複数のアプリケーションを使う人は8GBの２枚セットなど増やしておいた方がアプリが落ちづらくスムーズに操作できます。

電源は評判のいいSilverStoneの80PLUS BRONZEが搭載されています。

GALLERIA RH5の性能

CPU	Ryzen5 3600
グラフィックス	GeForce GTX1650 4GB
メモリー	8GB DDR4 SDRAM
ストレージ	240GB SSD / 1TB HDD
通信機能	LANポート x1

メモリーが8GBなのでここは16GBに増設。動画編集やゲームをプレイしたりするならHDDももう少し多いと余裕が生まれます。

実際にMAYA、ブレンダー、サブスタンスペインター、マーベラスデザイナーを操作してみました。

MAYAで作ったデータを元に実際にarnoldでのレンダリング速度です。メイキング記事はこちら

MAYA arnold 1920×1080
バイク本体のテクスチャ2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚

レンダリング時間は57:07秒でした。

過去に他のパソコンを使った速度と比較した表をみると値段と数値的にかなりお得なパソコンなのが分かります。Ryzenは安いのにCPU性能がいいですね〜。

連番書き出し時間

mayaのxgenでfurをつけたモデルをアーノルドレンダーで120フレーム、1024×1024サイズのEXR形式で書き出すと43分で連番を書き出せました。

サブスタンスペインターでの負荷の高いパーティクル処理でのテクスチャ作成は問題なく動き、

シミュレーションで洋服を作るマーベラスデザイナーでの動作もしっかり動きました。動きがかなり軽いです。

フォトショップの処理能力

ぼかし放射状

フォトショップCCを使って6000x4000pxの写真にぼかしの放射状を最高画質で適用すると約17:03秒でした。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。

データ保存時間

フォトショップで6000x4000pxの画像を90枚コピーして6.03GBのデータを保存してみたら34.70秒掛かりました。ちょっと重たいですね。

Premiere Proで動画の書き出し時間

Adobe Premiere Proで2560×1440のmp4データ(1:49:10秒)をH.264で書き出すと53秒かかりました。サンプルデータはこちらからダウンロードできます。

ブレンダーを使って公式サイトからダウンロードできるBMWをレンダリングしてみたら5:29秒でした。

V-rayのベンチマークではCPUが01:37秒でGPUは2:50秒とでました。

CINEBENCHR15で測定するとOpenGL176.01fpsでCPUが1536cbです。

ゲームのベンチマーク結果

ドラクエ10のベンチマークはすごく快適でスコアが17616です。

FF15のベンチマークは標準品質の1920×1080だとスコアが4976のやや快適

高品質の3840×2160だとスコアが1475の動作困難と表示されベンチマーク中もカクカクで動作がほぼ不可能な状態でした。

ゲームを高画質にサクサクとプレイしたいならRTX2060などもっと上のグラフィックカードが必要になります。

ファイナルファンタジーXIV：漆黒のヴィランズのベンチマーク結果は非常に快適でスコアが10113と表示。

高スペックが要求されるFPSゲームのPUBGはウルトラ設定だとFPS数値が50前後で動作が重たくプレイが出来ない状況でしたが、

グラフィックを中設定にすると80〜90前後になりサクサクプレイできるようになりました。

パソコンの基礎的な性能を測定できるPCMARK10のベンチーマークでは5728スコアで高水準となりました。

GALLERIA RH5の評価

ドスパラ公式サイト　GALLERIA RH5

ただ安いだけではなくゲームも3DCGもまんべんなく操作できます。レンダリングに至っては20万円以上するパソコンと比べるとRH5の方が速度が速い結果となっているから驚きです。ファンも静かでゲームに没頭できました。もちろん最高グラフィックでプレイはできませんが、中学生や高校生に進学したお祝いとして買うのにも十分満足出来るパソコンです。値段を考えたら文句の付けようがありません。

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【PC購入】ドスパラのPCを48回払いでネット通販で注文する手順を１から詳しく書きました

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ドスパラPCは過去に２度購入しています。

ドスパラPCは2019年と2023年と２度実費購入していますが、初期不良もなく全く問題なく使用できているのでオススメ出来るBTOメーカーです！(記事にはしていませんがその昔にも購入経験があり合計3回です)2019年には分割払いで購入した時の購入方法も記載しているので参考にしてみてください。

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