今回はドスパラさんより最新の8コア16スレッドの第11世代intel CPU Core i7-11700が搭載されたパソコンGALLERIA XA7C-R37をお借りしたので実機レビューしました。CPU、グラフィックカード共に上位のパーツが搭載されているのでどの3DCGソフトも問題なく動きレンダリング速度も速く、ゲームをプレイしたら最新のハイエンドゲームも高いFPS数値で快適に動作してくれました。
しかし、過去に使ったパソコンraytrek ZFと比較すると+5000円程はらうだけでCPU処理は高くなりメモリは２倍の容量になる比較表をページ最後に掲載しているので合わせてそちらも参考にしてみてください。
今回借りたのはこちらのパソコンです
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| 機種名 | |
| CPU | Core i7-11700 |
| グラフィックス | GeForce RTX3070 8GB |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 値段 | 239,980円 (詳しくは公式HPを確認してください) |
GALLERIA XA7C-R37のデザイン
ハイエンドPCという位置づけなので本体は大きくサイズは高さ480mm、幅220mm、奥行き440mmあります。少し暗めなメタリック素材で全体は覆われ、正面はマット素材にGALLERIAのシルバーロゴがワンポイントで入っています。ボディ正面の周りは初期設定だと常時LEDが青色に光りかっこよさを演出してくれますが、オフにしたりカラーを変更する事も可能です。また左面のアクリルパネルからは光っているグラフィックカードを見る事が出来ます。
斜め上から見た本体のデザイン
| 画像クリック拡大します | |
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真横から見た本体のデザイン
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| 左面 透明アクリルパネルと通気孔 | 右面 ダイヤカットの通気孔 |
左面にはアクリルパネル越しに内部のパーツを見ることが可能で、細かな青いダイヤカットされた部分からは本体内部の空気の流れをよくする為の通気孔が常備されています。
パソコン上部にもダイヤカットされた通気孔が無数に付属しているので、負荷の掛かる作業をしても内部に熱がこもってPCパーツの劣化や熱暴走を防げるようになっています。
パソコン正面上部には斜めで使いやすいように電源、USB、ヘッドホンジャックがあるので机の下の地面にパソコンを設置していても椅子に座りながら手を伸ばせば使いやすい設計となっています。
正面・後ろの端子
正面にはオーディオ入出力、USB3.2×4、電源がついています。
背面にはUSB2.0x4、USB3.2×2、LANx1、オーディオ入出力が付いていて、モニターや液晶タブレットを接続する用にDisplay Portx3、HDMIx1が付いています。
１つのモニターだけではなく２つのモニターを繋げてデュアルディスプレイにして使用する事も可能です。
GALLERIA XA7C-R37のパーツ構成と性能
グラフィックカードの性能
グラフィックカードにはRTX3070が搭載されています。性能的に現在発売されているグラフィックカードでは上位に位置する性能で、3DCGではレンダリングを高速にしてくれるし、重たい処理のハイエンドゲームでも高い数値のFPSを表示してくれて快適に動作してくれました。アンリアルエンジンやUnityでもこのグラフィックカード性能が良いとモッサリ感が無くなりサクサク動作を快適にしてくれるので重要なパーツです。
| 型番 | 性能 | |
| RTX3090 |
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| RTX3080 |
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| RTX3070 |
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| RTX2080 Ti 11GB |
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| RTX3060Ti |
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| RTX2080 SUPER |
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| RTX2070 SUPER |
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| RTX2080 |
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| RTX3060 |
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| RTX2070 8GB |
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| RTX2060 Super |
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| RTX2060 |
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| GTX1660 SUPER |
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| GTX1650 |
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CPU性能
CPUには2021年３月発売されたintelのCore i7-11700、8コア16スレッドで2.5GHz～最大4.90GHzですが、MayaやBlenderのレンダリングに問題なく使用する事が出来ました。
メモリの搭載数値
多くのソフトを起動するのに必要となるメモリは16GB搭載されています。メモリが足りないとソフトが突然落ちたりフォトショップで大きな画像を開くのも困難になるので、作業していて動作が重たかったり頻繁にソフトが落ちる場合は後からメモリを増設する事をオススメします。16GBでも問題なく動作しますが、作業する内容によっては32GBあると余裕を持つことが出来ます。
ストレージの容量 (データ保存)
ゲームのインストールやデータ保存に必要なストレージは1TB搭載されているので十分です。フォートナイトでも31GB必要で、キングダムハーツⅢだと65GB、GTAⅤだと98GBと大容量必要になる物ばかりです。また３DCG制作ではモデルやテクスチャなどのデータ容量が増えれば必要な容量が多くなるので最初から1TB程あると何をするにも余裕をもって作業する事が可能になります。
パソコンの動作音
パソコンの動作音はネットサーフィン中は38db前後で静かですが、Vrayベンチマークを起動すると一時的にうねりを上げて50db前後に音が大きくなりましたが、その後は40db前後まで一気に下がりでそこまで大きな音がせずに動作してくれました。レンダリングなど負荷の掛かる事をすると「ブーン」と言った音が一時的にする事がありました。
ちなみに一般的な生活音の大きさは以下となります。
| 騒音計で計測した音の評価数値 | |
| 冷蔵庫の音 | 30db |
| 室内のエアコンの動作音 | 40db |
| 室外機のエアコンの動作音 | 50db |
MAYA arnoldのレンダリング速度
mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。
| 使用ソフト | MAYA arnold |
| レンダリングサイズ | 1920×1080 |
| バイク本体のテクスチャ | 2kサイズx90枚 |
| 倉庫 | 2kサイズx50枚 |
レンダリング時間は32:32秒でした
過去に使ったデスクトップPC一覧表で比べると5位の速さでした。１位のパソコンはCore i9-10900Kが搭載されていて20:54秒と10分以上差があるのに値段は５千円程の違いなのでraytrek ZFを買った方がお得な事が分かります。
| 順位 | レビュー記事 | レンダリング時間 | 値段 |
1位 |
raytrek ZF | 20:54秒 | 244,979円 |
2位 |
22:05秒 | 355,980円 | |
3位 |
24:24秒 | 179,980円 | |
| 4位 | GALLERIA ZA9R-R70S | 25:58秒 | 159,980円 |
| 5位 | 32:32秒 | 239,980円 |
blenderのレンダリング速度
blenderでサンプルモデルのAgent327Barbershopをレンダリングしてみましたが、CPUレンダリングでは17分台で、GPUレンダリングは18分台となりました。
| blenderを使ったレンダリング速度 | ||
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| CPUレンダリング/17:10秒 | GPUレンダリング/18:08秒 | |
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V-rayのベンチマーク数値
CPUレンダリングは1:24秒で、GPUレンダリングは33秒でした。
| CPU | 01:24 |
| GPU | 00:33 |
CINEBENCH R15のベンチマーク数値
| OpenGL | 200.97fps |
| CPU | 1760cb |
CINEBENCH R20のベンチマーク数値
CINEBENCH R20のベンチマーク結果は3715ptsです。
| CPU | 3715pts |
サブスタンス ペインターやマーベラスデザイナーも動作確認済み
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テクスチャペイントソフトのサブスタンス ペインターに、洋服を作ったり出来るマーベラスデザイナーは問題なく動作確認できました。
フォトショップの処理能力
フォトショップを使って6000x4000pxの写真に「ぼかし放射状」を最高画質で適用すると約10.75秒で処理が完了しました。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。
過去に使ったパソコンと比べるとフォトショップのフィルター処理ではRyzen9 3900Xが一番早い結果となっています。
| CPU | 時間 | レビューPC |
| Ryzen 9 3900X | 8:55秒 | ガレリア ZA9R-R70S RTX2070Super搭載 |
| Core i9-10900K | 9:83秒〜11:50秒 | GALLERIA-ZA9C-R80T |
| Core i7-11700 | 10:75秒 | GALLERIA XA7C-R37 |
| Core i7-10700 | 12:48秒 | ガレリア XA7C-R70S |
| Core i7-9700 | 13:42秒 |
ゲームのベンチマーク結果 / 軽いゲーム
軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが24137と快適に動作する事が出来ました。
| ドラゴンクエストⅩ | 24137 |
ゲームのベンチマーク結果 / 中程度のゲーム
フォートナイトをプレイすると180FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。
| フォートナイト | 180FPS〜 |
APEXではFPS数値が常時60前後を表示してくれて快適に動作しました。
| APEX | 60FPS |
モンスターハンターをプレイしても常時60FPSが表示され快適に動作しました。
| モンスターハンター | 60FPS〜 |
ゲームのベンチマーク結果 / 重たいゲーム
高画質で重たい処理のFF15のベンチマークは最高設定の「高品質」「4Kサイズ」でベンチマークを測定してみると5512で評価はやや快適で重たいゲームもサクサクプレイする事が可能な事が分かりました。
| FF15ベンチマーク | スコア 5512 |
GTA5のベンチマークを測ると常時59FPS前後で快適に表示されました。
| GTA5ベンチマーク | 59.9FPS～ |
オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)はグラフィック数値を全てウルトラにしてもFPS数値が106FPS前後で快適にプレイ出来ました。
| PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG) | 106FPS～ |
サイバーパンク2077はグラフィックを全て一番高い設定にしても80FPS前後が出てモッサリ感が一切なく快適に動作してくれました。
| サイバーパンク2077 | 80FPS〜 |
GALLERIA XA7C-R37の評価
ドスパラ公式サイト GALLERIA XA7C-R37
今回GALLERIA XA7C-R37のパソコンを使用しましたが、何をするにも問題なくハイエンドゲームもサクサクプレイ出来て性能の良いパソコンなのは分かりましたが、このパソコンを買うなら+5000円しか違わないのにCPUは10900KでMayaやBlenderのレンダリングは速くなり、SSDは２倍の容量になる過去に使ったクリエイターパソコンの raytrek ZFの方がお得な事が分かります。
| パソコンの名前 | GALLERIA XA7C-R37 | |
| デザイン |  |
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| 今回使ったパソコン | レビュー記事はこちら | |
| 値段(詳しくは公式サイト参照) | 239,980円 | 244,979円 |
| Blenderレンダリング時間(CPU) | 17:10秒 | 11:07秒 |
| ドラクエ10ベンチマーク高品質 | 24137 | 24311 |
| FF15ベンチマーク 高品質 | 5512 | 5800 |
| メモリ | 16GB | 32GB |
| ストレージ | 1TBSSD | 1TBSSD |
| CPU | Core i7-11700 | Core i9-10900K |
| グラフィックカード | GeForceRTX3070 | GeForceRTX3070 |
もちろんガレリアのケースはかっこいいのでそちらを選ぶのもありですが、レイトレックはボディ真ん中にカメラで撮影した写真を直ぐに取り込めるカードリーダーが付いているので実用性が高いケースとなっています。少しでも性能の良いパソコンを欲しいと思っている人はraytrek ZFも候補に入れてみてはどうでしょうか？実際にレビューした時の記事はこちらに書いてるので合わせて参考にしてみてください。
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| 税込400,000円以上の新品パソコン | 20,000ポイント |
| 税込300,000円以上の新品パソコン | 15,000ポイント |
| 税込200,000円以上の新品パソコン | 10,000ポイント |
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