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ドスパラ GALLERIA ZA9C-R38T 35万円台パソコン実機レビュー 

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今回はドスパラさんからCPUがCore i9-11900KにGeForce RTX3080が搭載されているパソコンGALLERIA ZA9C-R38T 第11世代Core /ASRock Z590搭載をお借りしたので実際に使ったレビュー記事を書きました。CPUレンダリングは速くて、性能の高いグラフィックカードのおかげでハイエンドゲームもFPS数値が高くてモッサリする事が無くてサクサク快適に動作してくれました。値段が高いだけあり何をするにも快適そのものでしたが、35万円台と少し値段が高いのがネックなので、19万台で購入出来るパソコンとどれだけ性能差があるのかページ最後には比較した記事も書いてるので合わせて参考にしてみてください。

今回借りたのはこちらのパソコンです

機種名 GALLERIA ZA9C-R38T 第11世代Core /ASRock Z590搭載
CPU Core i9-11900K
グラフィックス GeForce RTX 3080 Ti 12GB GDDR6X
メモリー 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
値段 359,980 円
(詳しくは公式HPを確認してください)

GALLERIA ZA9C-R38Tのデザイン


本体の素材は高級感があり正面はマット調の黒ボディでGALLERIAのアイコンが目立ちますが、周りはシルバーボディとなっています。電源をいれると縁が青く光り後から色を自分好みにカスタマイズする事も可能です。存在感のある大きさで高さ480mm、幅220mm、奥行き440mmとなっています。

斜め上から見た本体のデザイン

画像クリックで拡大します

真横から見た本体のデザイン

画像クリックで拡大します

本体上面も無数のダイヤカット処理が施されているので熱が逃げやすいように工夫されています。

正面・後ろの端子


正面にはオーディオ入出力、USB3.2×4、電源がついています。


パソコン前面上にUSBが繋げやすいデザインとなっています。


背面にはUSB3.1×6、LANx1、オーディオ入出力が付いていて、モニターや液晶タブレットを接続する用にDisplay Portx3、HDMIx1が付いています。


背面パーツが何の接続部分なのか分かりやすいように工夫されていますが、間違ってもキャップを外してHDMIやDisplayportはこちらの接続を使ってはいけません。下の方にあるグラフィックカードから出ている差込口を使ってください。

GALLERIA ZA9C-R38Tのパーツ構成と性能

グラフィックカードの性能


グラフィックカードには2021年に発売されたPalit GeForce RTX 3080 Ti GamingProが搭載されています。RTX3090より値段が安いのに性能では大差が無く非常に人気のグラフィックカードですが、実際に使ってみると重たい事で有名なサイバーパンクでさえもレイトレーシングをオンにして一番高い設定にしても90FPS以上でサクサクに動作させる事が出来て非常に優れたグラフィックカードなのが分かりました。

型番 性能
RTX3090
3673
RTX3080Ti
3620
RTX3080
3341
RTX3070Ti
3040
RTX3070
2988
RTX3060Ti
2703
 RTX3060
2282
RTX2060 Super
2262
RTX2060
1903

>ドスパラ公式サイト Geforce ベンチマーク比較表

CPU性能


CPUには2021年3月に発売されたintelのCore i9-11900Kが搭載されています。8コア16スレッドで3.5GHz~最大5.3GHzと今までに使ってきたCPU性能だと記事掲載時点で過去最高数値をマークしています。グラフィックカードと共にスペックの高いCPUが搭載されています。

型番 コア数(スレッド数) 性能
Core i9-11900K 8(16)
5150
Core i7-11700K 8(16)
5050
Core i9-11900KF 8(16)
4960
Core i9-10900K 10(20)
4820
Core i7-11700KF 8(16)
4780
Core i9-10900X 10(20)
4630
Core i7-10700K 8(16)
3960
Core i9-9900K 8(16)
3770
Core i9-9900 8(16)
3450
Core i7-9700K 8
(8)
2930
Core i7-9700 8
(8)
2740

>ドスパラ公式サイト CPUベンチマーク比較表

メモリの搭載数値


メモリは初期数値で16GB搭載されています。メモリが多いと多くのソフトを同時に立ち上げても問題なく動作させたり、フォトショップで大きな画像を開くときにも快適に動作してくれるようになります。16GBあれば問題なく動作させる事が可能ですがソフトがもたついたり重たさを感じるようになれば後から初心者でも簡単に増設する事が可能です。

ストレージの容量 (データ保存)

ゲームのインストールやデータ保存に必要なSSDは1TB搭載されています。現在発売されているゲームは重たい物が多くてフォートナイトだと31GB必要で、キングダムハーツⅢだと65GB、GTAⅤだと98GBと大容量必要になる物ばかりです。また3DCG制作ではモデルやテクスチャなどデータを保存するのにもストレージは必要になりますが、1TBあると何をするにも余裕をもって作業する事が可能です。

グラフィックカードを上下に挟むパーツでしっかり固定!


RTX3070以上のグラフィックカード搭載パソコンには上下でグラフィックカードを挟み込むリジッドカードサポートのおかげでもしもの時の揺れなどにもしっかり固定してくれるように設計されています。地震が多い日本では高いグラフィックカードをしっかり守ってくれるので必要不可欠な作りとなっています。

パソコンの動作音


パソコンの動作音はネットサーフィン中は38db前後で非常に静かですが、Vrayベンチマークを起動してみるとCPU処理中には一気に音が大きくなり56db前後で音が大きくなりますが、GPU処理中には46db前後になりきにならない程度の音になります。重たい処理をするとそれなりに音がしますがそれ以外では気になる時は無かったです。

ちなみに一般的な生活音の大きさは以下となります。

騒音計で計測した音の評価数値
冷蔵庫の音 30db
室内のエアコンの動作音 40db
室外機のエアコンの動作音 50db

MAYA arnoldのレンダリング速度

mayaのarnoldを使って自作したサンプルモデルを例にレンダリング速度を計測してみました。

使用ソフト MAYA arnold
レンダリングサイズ 1920×1080
バイク本体のテクスチャ 2kサイズx90枚
倉庫 2kサイズx50枚

レンダリング時間は20:05秒でした


過去に使ったデスクトップPC一覧表で比べると今回使ったGALLERIA ZA9C-R38Tが今現在一番早いレンダリング時間となりましたが、過去に使ったパソコンと比べると19万円で購入出来るRyzen搭載モデルのGALLERIA XA7R-67XTと1分15秒しか差がないのでコスパ良くCPUレンダリングしたいと考えている人にはGALLERIA XA7R-67XTも参考にしてみるといいかもしれません。レビュー記事はこちら

順位 レビュー記事 レンダリング時間 値段
1位 GALLERIA ZA9C-R38T 20:05 359,980円
2位 raytrek ZF 20:54秒 244,979円
3位 GALLERIA XA7R-67XT 21:20秒 194,980 円
4位 GALLERIA UA9C-R38 22:05秒 355,980円
5位 raytrek ABV 24:24秒 189,979 円

blenderのレンダリング速度

blenderでサンプルモデルのAgent327Barbershopをレンダリングしてみましたが、CPUレンダリングでは13分台で、GPUレンダリングは14分台となりました。非常に速くて快適です。

blenderを使ったレンダリング速度
CPUレンダリング/13:28秒 GPUレンダリング/14:51秒

V-rayのベンチマーク数値

CPUレンダリングは00:59秒、GPUレンダリングは00:22秒でした。GPUレンダリングの速さが凄いです。

CPU 00:59
GPU 00:22

CINEBENCH R15のベンチマーク数値

OpenGL 166.63fps
CPU 2256cb

CINEBENCH R20のベンチマーク数値


CINEBENCH R20のベンチマーク結果は5048ptsです。

CPU 5048pts

サブスタンス ペインターやマーベラスデザイナーも動作確認済み

テクスチャペイントソフトのサブスタンス ペインターに、洋服を作ったり出来るマーベラスデザイナーは問題なく動作確認できました。

フォトショップの処理能力

フォトショップを使って6000x4000pxの写真に「ぼかし放射状」を最高画質で適用すると約9:29秒で処理が完了しました。使用したサンプル画像はこちらからダウンロードできます。


過去に使ったパソコンと比べるとフォトショップのフィルター処理ではRyzen9 3900Xが一番早い結果となっていますが、今回使ったCore i9-11900Kも頑張っている数値が出ているのが分かります。

CPU 時間 レビューPC
Ryzen 9 3900X 8.55秒 ガレリア ZA9R-R70S RTX2070Super搭載
Core i9-11900K 9:29秒 GALLERIA ZA9C-R38T
Core i9-10900K 9.83秒〜11.50秒 GALLERIA-ZA9C-R80T
Core i7-11700 10.75秒 GALLERIA XA7C-R37
Core i7-10700 12.48秒 ガレリア  XA7C-R70S
Core i7-9700 13.42秒 raytrek MX
Ryzen 7 3700X 16.02秒 GALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデル

ゲームのベンチマーク結果  / 軽いゲーム

軽い処理で動作するドラクエ10のベンチマークは最高品質ですごく快適のスコアが22421と快適に動作する事が出来ました。

ドラゴンクエストⅩ 22421

ゲームのベンチマーク結果  / 中程度のゲーム

フォートナイトをプレイすると170FPS前後が表示されて快適に動作する事が出来ました。

フォートナイト 170FPS〜

APEXではFPS数値が常時60前後を表示してくれて快適に動作しました。

APEX 60FPS

モンスターハンターをプレイしても常時60FPSが表示され快適に動作しました。

モンスターハンター 60FPS〜

ゲームのベンチマーク結果  / 重たいゲーム

高画質で重たい処理のFF15のベンチマークは最高設定の「高品質」「4Kサイズ」でベンチマークを測定してみると7722で評価は快適で重たいゲームもサクサクプレイする事が可能な事が分かりました。快適の評価は中々でませんが、3080Tiを使っているおかげでこのような数値となっています。


GTA5のベンチマークを測ると常時60FPS前後で快適に表示されました。

GTA5ベンチマーク 60FPS~

オンラインで対戦できるFPSゲームPlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)はグラフィック設定を全てウルトラにしてもFPS数値が170FPS前後と高い数値が出て快適にプレイ出来ました。

PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG) 170FPS~

サイバーパンク2077はグラフィックを全て一番高い設定にしてレイトレーシングをオンにしても90FPS前後でサクサク快適に動作してくれました。重たいゲームも難なく動作してくれます。

サイバーパンク2077 90FPS~

GALLERIA ZA9C-R38Tの評価

ドスパラ公式サイト GALLERIA ZA9C-R38T

35万円と19万円のパソコンを比較すると、Ryzen7でRadeon搭載パソコンも中々コスパが良い事に気づきます!

今回使ったパソコンはグラフィックカードに3080Tiが搭載されて、CPUにもインテル上位のCore i9-11900Kが使われているので現状発売されている上位パーツが備わっている高スペックパソコンとなってるので、CGもゲームも快適に動作してくれましたが、その分値段が高いのでもう少し安いパソコンと比較するとどのぐらい性能差があるのかRyzen搭載モデルの19万円台で購入出来るGALLERIA XA7R-67XT 3700Xと比較してみました。

パソコンの名前 GALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデル  GALLERIA ZA9C-R38T
デザイン
レビュー レビュー記事はこちら 今回使ったパソコン
出荷日程 即日 即日
値段(詳しくは公式サイト参照) 194,980 円 359,980円
Mayaレンダリング時間(CPU) 21:20秒 20:05秒
フォトショップフィルター処理 16.02秒 9.29秒
Blenderレンダリング時間(CPU) 13:13秒 13:28秒
ドラクエ10ベンチマーク高品質 12203 22421
FF15ベンチマーク 高品質 4780 7722
メモリ 16GB 16GB
ストレージ 1TBSSD 1TBSSD
CPU Ryzen 7 3700X Core i9-11900K
グラフィックカード Radeon RX 6700 XT GeForce RTX 3080Ti

比較してみると、Maya、ブレンダー共にCPUレンダリングではどちらも同じぐらの時間で大差がない事が分かります。フォトショップ処理では時間が2倍近く掛かっていますが、FF15などでは数値がGALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデルの方が下に見えますが、十分動作する数値を出しているので問題ない許容値です。

お金に余裕があってレンダリングでは1秒でも妥協せず仕事として良いパソコンを探している人には35万円台のGALLERIA ZA9C-R38Tは買いの1台だと思いますが、19万円台のパソコンGALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデルでも十分にCG制作もゲームも快適に使える性能を出しているのが分かります。

性能が良くてある程度安い手の届きやすいパソコンが欲しい人はGALLERIA XA7R-67XT 3700X搭載モデルも候補に入れてみてはどうでしょうか。実際に触ったレビュー記事はこちらよりご確認ください。

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ドスパラPCは過去に2度購入しています。

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